こんにちは、クルマガです。
今回は、大人気のコンパクトカーであるアクアについてお話します。
あなたはこれまでに、アクアに乗ったことはありますか?
アクアは、街中でよく見かけますよね。
そんなアクアの、新型と旧型の違いを比較していきたいと思います。
目次
アクアはフルモデルチェンジしてます
2017年7月、トヨタのアクアがフルモデルチェンジし、待望の2代目の発売となりました。
初代アクアは、トップレベルの燃費の良さと5ナンバーのハイブリッド車として2011年に発売。
それから爆発的な人気を維持し続けている車です。
2013年〜2015年には販売台数1位に輝き、街中でアクアを見かけない日はないといえるほど多くのドライバーに愛されている車なのです。
初代アクアのオーナーが次に乗り換える車としてはもちろん、新たに乗り換え、初めて免許をとった1台目の車として、2代目のアクアはぜひ候補に入れるべき魅力たっぷりの車であることをお伝えしたいと思います。
アクアに関する歴史
車種名のアクア[aqua]とは英語、ラテン語で「水」という意味を表しています。
トヨタのホームページによると、ネーミングの由来は
“ハイブリッドにも通じる「透明感のあるクリーン」なイメージと、「誰もが必要/大切にする」イメージを連想する水の意味。また、aqua(水)の様に「自由な広がり」を持つことで、従来のハイブリッドカーのイメージにとらわれることなく、より多くのお客様に楽しんでいただけることを願って命名しました。”(https://toyota.jp/aqua/)
とあります。
ただガソリンだけでなく電気でも走るという、環境の良さを前面に出しているだけではないことが伝わってきますね。
「水」が気体や液体に、と様々な形に変化していくように年齢層、性別にボーダレスなドライバーを対象に考えられていること。
また、「水」が人々の生活に欠かせない存在であるように、あらゆる生活のシーンすべてにマッチした必要不可欠な車になるようにイメージされたのではないかと思います。
それだけ多くの人に頼られている車であることは間違いありません。
では、2代目の新型アクアは初代の旧型からどのように進化したのでしょうか。
その魅力を旧型と比べてみたいと思います。
(以下2代目:新型 初代:旧型)
サイズ・デザイン
旧型の場合
燃費の良さを強く意識し、空気抵抗を減らす工夫が各所に施されています。
それがかえって10年近く経った今もさほど古さを感じさせないデザインに見える良さでもあります。
丸いフロントライトやバックライトが並んでいるなど、曲線をイメージしたやさしい印象を受けますね。
シルエットは鏡餅のような形です。
新型の場合
旧型よりホイールベース(タイヤの前輪と後輪の長さ)が約50mm長くなり、車の四隅にタイヤが移動した形になりました。
そのため、外見の安定感が増したように見えます。
また車高も約30mm高くなり、見る角度によっては実際よりずっと大きく感じるかもしれません。
デザインは「Harmo-tech」(知性・感性を刺激する、人に寄り添う先進)がコンセプトです。
旧型の雰囲気を残しつつ、ボディーラインの張り出しが美しいけれど、どこか強い印象です。
細く上がったフロントライトやバックライトから全体的にシャープで線をイメージさせられます。
すっきりした見た目の雰囲気から質の良い5ナンバー車のトップクラスを目指しているのがわかります。
室内広さ・インテリア
旧型の場合
小柄な女性のドライビングポジションに合わせた場合、後部座席は女性が座ると膝前はこぶし3つ分の余裕があるものの、頭から天井までの余裕はこぶし2つ分と、多少圧迫がありました。
またセンターメーターの文字が小さいため、走行に必要な情報が見にくく感じるドライバーもいたのではないでしょうか。
新型の場合
旧型と比べると上記と同じ条件で膝前部分の余裕はほぼ同じであったものの、頭から天井までの余裕はこぶし3つ分とかなり余裕を感じられる仕上がりになりました。
これはホイールベースが50㎜長くなったおかげでしょう。
インテリアはセンター中央にある10.5インチ大型ディスプレイが多少目立つ感じはしますが、全体としてはシンプルに仕上がっているように見えます。
乗り心地
旧型の場合
路面の凸凹をダイレクトに伝えてきて、どちらかというと乗り心地がよくないという声がありました。
新型の場合
改善が加わり、ボディのねじれやステアリング上下左右の支持剛性が上がったため、サスペンションの動作がスムーズになり、乗り心地がかなり良くなったといわれています。
ボディカラー
旧型の場合
幅広く14色のボディーカラーがそろい、ホワイト、シルバー、ブラックなど定番のボディカラーに加えてディープアメジストやダークバイオレット、チェリーパールといった女性を意識したカラーも含まれていました。
新型の場合
9色と絞り込まれ、ベージュ、ブラック、シルバーといったベーシックなカラーは継続しつつ、オリーブやエメラルド、フレッシュグリーンといった個性的なカラーが加わりました。
また、メインカラーとアクセントカラーを組み合わせたフレックストーンタイプが用意されており「個々の自分らしさ」を表現できるようなボディカラーがそろっている印象を受けます。
燃費の面で比較してみました
旧型の場合
ニッケル水素電池とエンジンとの組み合わせで約27.2〜29.8km/L。
発売当時は驚異的な燃費でした。
これが人気の第一要因でもあります。
新型の場合
B以外のグレードに新開発のバイポーラ型ニッケル水素電池を乗せ、電池だけで走れる速度が旧型での20km/hから40km/hに拡大。
そのおかげで用事で街中を運転する程度であればほぼ電気のみで走行が可能になりました。
燃費はさらに向上し、35.8km/Lと注目の数字となっています。
予防安全装備・運転支援機能
旧型の場合
発売から少しずつ改良が加えられ、2018年には歩行者、自転車検知式自動ブレーキが設置されました。
白線キープ機能やLEDライト、追従機能も標準装備になっています。
新型の場合
旧型の機能に加え、アクセルとブレーキの踏み間違い予防機能の前後+側方設置や、交差点右左折時の巻き込み、右折時の対向車に対しても機能し、交差点でのあらゆる事故を予防できるようになりました。
そのほか緊急時操舵支援機能など数多くの安全システムが用意されています。
新型は災害時にも役立ちます
新型には、万が一の停電に役立つ「アクセサリーコンセント(AC100V 1500W)」と「非常時給電モード」を装備しています。
停電時にドライヤーや炊飯器などの家電製品が使える非常用電源として使用できます。
また、USB端子からスマホなどの電子機器の充電もできます。
ガソリンでエンジンをかければ長時間発電できますので車自体が発電機になるという頼もしい存在です。
新型の残念な点は?
たくさん新型の魅力をみてきましたが、新型の残念な点もちょっとだけあります。
・小回りが苦手なんです
ホイールベースが伸びたため、最小回転半径が旧型4.8m→新型5.2mになりました。
つまり、狭い駐車場は切り返しが必要になるかもしれません。
・後部座席のウインドウが小さいです
デザインの関係で、どうしても後部座席のウィンドウが小さくなりました。
そのため振り向いた時の左後方の可視範囲がかなり小さいです。
試乗して確認をおすすめしたいと思います。
・価格が高くなりました
やはり初代をベースに運動機能、安全機能やたくさんの改善点を克服してきたので5ナンバーの頂点らしく240万円レベルです。
オプションをつけたら250万超えるでしょう。
まとめ
知ってしまったら全部付けたくなる安全装置、オプションのものもあります。
新型アクアは、初代からずいぶん進化して魅力満載の車になりました。
残念な点はいくつかありましたが、それでも魅力の多さには勝てません。
これから新しく車の購入を検討されている方はぜひとも候補に入れてみてください。
見て、触れて、試乗してその良さを感じてもらえることでしょう。
同クラスの車として日産の「ノートe-Power」という車があります。
こちらと乗り比べてみても楽しいかもしれません。
今回紹介した新型アクアや、最後に触れたノートe-Power。
もしあなたが乗りたいと考えているのであれば、チャンスです。
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