こんにちは、クルマガです。
突然ですが、タフな車と言われるとあなたはどんな車を思い浮かべますでしょうか。
今回は、そんなタフな車を多く手がけている三菱の車を紹介します。
目次
三菱車の強み
見た目が「タフ」なイメージ作りは、「三菱の強み」と言えます。
近年のアウトドアブームの人気を牽引する「デリカD:5」や「アウトランダー」、そして2019年に惜しくも国内向けの生産が終了した 「パジェロ」が、街中やキャンプ場などで存在感を際立たせています。
世界各国の悪路を駆け抜けてきたクルマ作りが、自然にボディデザインに刻まれ、永く愛される「見た目の良さ」を形成していると言えます。
この記事では、実用性を差し置いて見た目が重要と考える方におすすめの三菱の車を5つ紹介します。
アウトランダーPHEV
引用元: https://s.response.jp/article/2018/06/18/310982.html
アウトランダーPHEVは、電力を供給できる為まさに「快適に移動できる部屋」と言える車です。
日産との業務提携により、2020年12月に登場しました。
次期エクストレイルの新プラットフォームを用いて、ボディサイズも従来より一回り大きくなったことで車格も向上したのが印象的です。
第一印象は、睨みのきいた迫力あるグリルやヘッドライト回りの外装デザインのインパクトに目を奪われます。
内装は輸入車に負けない高級感を持ち、室内パネル装飾の面やシート形状の質感がレベルアップしています。
グレード展開は、価格を抑えた5人乗りの「M」や装備充実で7人乗りも選べる「G」、そして高級志向7人乗り標準シート「P」があります。
7人乗りで3列目を使用しない場合は、3列部分をフラットに収納できるので広い荷室が確保でき、汎用性があります。
さらに優秀なのは、蓄電した電気はガソリン満タン状態で最大12日間使える、なんともありがたい給電装備がついています。
アウトドアに利用できることはもちろんですが、万が一災害に巻き込まれても非常用の道具にもなる車です。
パジェロ
日本が誇る本格的クロスカントリー4WD「初代パジェロ」は、1982年に誕生しました。
三菱といえば「パジェロ」のイメージが強く、特に2代目のヒットにより人気を不動にしました。
当時はトヨタ「ランドクルーザー」でもなく、日産「テラノ」でもなく、90年代のRVブームを牽引していたクルマはパジェロだと言えるでしょう。
そんなパジェロですが、コンパクトな「パジェロ・ジュニア」や 「パジェロ・イオ」、そして大ヒットした軽自動車「パジェロ・ミニ」とラインナップが増え、独自の路線から根強いブランドとして定着するかに思えました。
しかし様々な時代背景を経て、販売台数が低迷を続け、惜しまれつつも2019年にパジェロブランドが市場から消えてしまいました。
そんな中、2022年嬉しいニュースが飛び込んできました。
2023年予定ですが、なんと軽自動車のパジェロミニが復活予定で現在開発中とのこと。
パジェロミニを足がかりに、現代版パジェロの復活に期待したいです。
デリカD:5
引用元: https://s.kakaku.com/kuruma/used/item/28246758/
マイナーチェンジでテコ入れされ、三菱のイメージとして定着した迫力あるフロントマスクの「ダイナミックシールド」を手に入れたデリカD:5は、見た目だけのミニバンではありません。
一般道から悪路走行まで全てこなす、国内唯一無二の4WDオールラウンダーミニバンです。
どんな道でも走破性能に必要な最低地上高18.5cmのクリアランスを確保し、エンジンは2200ccディーゼルターボを採用。
低燃費でありながら、8速ATの変速ショックを感じさせないスムーズで力強い加速感と、アクセルペダルに伝わるトルクの大きさは他社ミニバンでは味わえない仕様となっています。
もちろん燃料は軽油を使用するため、維持費も抑えられます。
このような内容が、他社の都会的なミニバンとの決定的な差別化となり、競合が存在しないため「指名買い」されるクルマとして成功を納めているのが魅力です。
ミラージュ
引用元: https://www.shaken110.com/2017/05/25/post-9044/
「コンパクトカーが欲しいけど、人と一緒はイヤだ」
「価格帯が少しでも安くてカッコいいコンパクトカーが欲しい」
そんなあなたには、迷わずミラージュをお勧めします。
ミラージュは2012年に復活し、この10年間でフルモデルチェンジはなく、2度のマイナーチェンジを経て現在のデザインになりました。
マイナーチェンジは品質が向上することに繋がるため、初めて車を購入するユーザーでも安心して選べます。
2020年のマイナーチェンジの際、三菱独自の「ダイナミックシールド」を用いたフロント回りに変更したことにより、毎日の運転が愉しみになるスポーティなデザインに生まれ変わっています。
おすすめは装備充実のGグレード(約157万円)で、価格が高騰している軽自動車に匹敵する親切な値段設定になっています。
日産・ルノーと提携していることもあり、三菱の技術力と世界各国で培ったコンパクトカーづくりのアイデアが詰め込まれた優秀な車と言えます。
ランサーエボリューション
三菱ブランドでパジェロ以外に忘れてならないのは、ランサーエボリューションです。
通称、ランエボですね。
WRC世界ラリー選手権で大活躍してきた4WDスポーツセダンの名車で、スバルWRXとのライバル争いは有名な話です。
レースに勝つため培われた技術が市販車にフィードバックされ、ランサーエボリューションは初代モデルの1992年登場から2015年最終モデルX(テン)ファイナルエディションをもって終了するまで、様々な技術の成長を重ねてきました。
それと同時に、根強いファンから愛されてきました。
ラストのX(テン)ファイナルエディションの見た目の印象は、ブラックルーフとの共通カラーが印象的な黒い大型グリルに、リヤ大型スポイラー、BBSホイール、ブレンボキャリパー、ビルシュタインダンパーが装備され、いまでも中古市場に存在します。
こだわりのスポーツカーをお探しの方には相応しい一台と言えます。
まとめ
三菱自動車は、長い歴史の中で数々の栄光や失敗を繰り返しながら、近年の日産・ルノーとの業務提携により、車開発が見直され息を吹き返しています。
しかし日産・ルノーに甘えることなく、世界各国で戦った世界ラリー選手権(WRC)や、パリダカールラリー参戦などを通じて得てきた独自の技術は、今も継承され続けています。
業務提携で車を作っても、三菱の個性が失われないのはここに理由があります。
パジェロ復活を期待しつつ、今後の三菱を応援していきたいです。
ちなみに今回紹介した三菱の車は、ガリバーやカーセンサーだとお手頃価格で手に入れることができます。
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