2022年現在、電気自動車のイメージが強くなった日産ですが、元々は「技術のニッサン」といえば「硬派な名車」と言える車を世に出してきたメーカーです。
こんにちは、クルマガです。
あなたは、日産の車と聞くとどんな車を思い浮かべますか?
ちなみに僕は、GTR35でした。
日産の車といえば昨年話題になった「新型フェアレディZ発表」のニュースも記憶に新しいですが、新車に限らず日産のクルマは中古車市場でも安定した支持率を保っています。
免許取り立てのユーザーや、アウトドアに利用したいユーザー、往年のクルマ好きユーザー達を魅了してやまない数々の名車たち。
そこで今回は、直感で選べる日産の「見た目がかっこいい車」を紹介します。
目次
フェアレディZ
フェアレディZは、1969年に初代が発表され、今年で53年の歴史をもつ日本が誇る代表的な名車です。
走る喜びと見て楽しむ喜びが手に入ります
国内外のレースやラリーで実績を出し続けた走りはもちろんのこと、2022年に販売される新型車へも継承されている流線形の美しいクーペスタイルは道行く人たちを魅了し、Zオーナーは「眺める喜び」と「所有する喜び」を手にすることができる魅力的な車です。
2000年に4代目のZ32型をもって一旦生産終了になりましたが、世界中のファンからの強く熱い要望により、2002年に5代目フェアレディZが復活を遂げます。
2代目モデルまでに搭載された「丸型3連メーター」の復活、「2シーター」を新たに採用するなど、日本では少なくなったピュアスポーツカーがリニューアルし、北米を中心に販売台数を伸ばしました。
2022年モデルがさらに追い風となり、フェアレディZはこれからも国内外問わず愛され続けるでしょう。
スカイライン(R32 GT-R)
クルマに興味がなくても「スカイライン」の名前は聞いたことがあると思います。
スカイラインGTRは日産史上最長の60年以上も販売され続ける名車ですが、その中でもスカイラインが一番華やかだった1989年登場のR32型スカイラインGT-Rが、令和の現在まで続くスカイライン人気を決定づけました。
ヘッドライトのデザインから、リヤにかけて伸びる直線的なプレスラインが純粋にかっこよく、クルマ好きを必ず振り返させるデザインです。
またこのR32というのは、国土交通省へ届け出する際の型式名で、ディーラースタッフの間で「どの年式か?どのモデルデザインか?」が一言でわかるコードネームみたいなものなのです。
こうしたことから、ファンにとってはより愛情を込めて呼ばれることが多いのですよ。
映画「ワイルドスピード」の影響で価値が高騰
このR32型GT-Rは、販売終了後30年近く経ちますが、映画「ワイルドスピード」の影響もあり国内外問わず中古市場で年々価格が高騰しています。
また巷でよく聞く黒っぽい灰色「ガンメタ」カラーは、このクルマのガングレーメタリックが発祥と言われています。
ラシーン
引用元: https://www.tax.co.jp/sp/search/756902/
1994年から2000年の生産終了までたった6年間しか販売されなかったにも関わらず、20年以上たった現在でも、アウトドアブームや中古車市場でも比較的安価な設定も加わり若者を中心に再評価され、人気を博しているラシーンの見た目は人気のコンパクトSUV。
おしゃれなパステルカラー設定もあり、20代から40代女性の熱い支持があります。
ラシーンは本格的SUV
ラシーンの魅力としては、見た目だけのSUV風味の2輪駆動車でなく、本格的なSUV要素を持ったクルマなのです。
理由は、雪道だけでなく滑りやすい雨天走行でも安定感抜群の4輪駆動を採用しているからです。
また内装もおしゃれなシート設定など、令和の今なら大ヒットしていたと思われますが、当時のバブル崩壊後のあわただしい時代背景に合わなかったと言えます。
人によっては、荷室や後席シートを狭く感じるかもしれませんが、一個性として許せる魅力を感じます。
Be-1
引用元: https://www.wikiwand.com/ja/日産・Be-1
見た目で選ぶクルマの代表格として、隠れた名車Be-1(ビーワン)が挙げられます。
1987年に10,000台限定で発売され、3か月しないうちに完売。
レトロシリーズの第一弾として大成功を納めたのが印象的です。
日産マーチがベースになっていて、ヨーロッパの街並みにしっくり似合う愛嬌ある丸目ヘッドライト。
そしてクラシカルでレトロなデザインは、のちに「パオ」や「フィガロ」と続く足がかりになりました。
中古車価格帯も比較的高価です
今でも中古車市場で10万キロを超える走行距離であっても、決して安くない価格帯に人気の魅力を感じさせます。
短期間で販売されたにも関わらず、35年過ぎた今でもクルマファンの記憶に残り、リアルタイムで知らない若者にも人気があるBe-1。
未来の国産車に、このような遊び心あるクルマが登場してほしいと願います。
キューブ
引用元: https://www.shaken110.com/
2019年に惜しまれつつ生産終了になったキューブですが、1998年にミニバンのような広さの2列シートのクルマとして登場し、大ヒットしました。
今でこそトヨタ「ルーミー」などのコンパクトハイトワゴンが人気ですが、土台を構築したのは日産キューブです。
特に2代目以降好評だったリヤ非対称デザインは、見た目もはっきりキューブと思わせるデザインです。
さらに使い勝手の良い快適な居住空間のおかげで、道具として活躍するクルマの位置づけを定着させました。
お手頃価格で乗れるのも魅力
見た目はフランス車のような、ポップで可愛らしいデザインですが、中古車市場では、走行距離が少なくそこそこ状態が良いのに手ごろな価格帯になっている場合が多く、安くて実用性あるクルマをお探しなら、一度ご覧いただきたいです。
まとめ
現在のクルマ業界の変化は電気自動車へシフトしていますが、それぞれのクルマの背景にはたくさんの歴史が積み重ねられています。
その中で様々な試行錯誤が次世代へ繋がり、現在に至っています。
日産のクルマも、昭和から令和まで生き残っている車種やそうでない車種もあります。
しかし1つ言えることは、「一台一台時代に向き合い、チャレンジする気持ち」が随所に感じられることです。
もし初めての車購入の際は、偏ったイメージや情報に惑わされない意識が大切です。
今回紹介した車は、中古車市場にもたくさん在庫を抱えています。
本気で車を購入しようと考えている人はもちろん、どんな車があるのか気になる人も是非一度チェックしてみてくださいね。
リンクを貼っておくので、ここからでもチェックできますよ。
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