誰もが一度は憧れるスーパーカー、ランボルギーニ。
その中でもランボルギーニ・ウラカンは、ランボルギーニで最も売れたと言われているガヤルドの後継車として2014年から販売が開始されました。
そして発売以降ウラカンは、日本でも絶大な人気を誇りました。
こんにちは、クルマガです。
今回は、ランボルギーニ・ウラカンのスペックや価格について詳しく解説していきたいと思います。
ちなみにこの車、乗れるものなら僕も1度は乗ってみたいです。
目次
大人気のランボルギーニ・ウラカン
ウラカンは、大人気モデル・ガヤルドの後継車として2014年に発売され、日本でも高い人気を誇りました。
ランボルギーニ社のフラッグシップモデルであるアヴェンタドールよりも安価で、「ベイビーランボ」と呼ばれていますが、その性能やデザインに妥協はありません。
ランボルギーニ社の車の名前は、活躍した闘牛や闘牛士の名前をモチーフに名付けられています。
ウラカンはスペイン語で「ハリケーン」という意味であり、同名の闘牛の名前から名付けられました。
その見た目はランボルギーニらしく低くて幅が広く、空力を重視したデザインとなっています。
ヘッドライトの目つきの鋭さや流線的なボディは近年の自動車に多いデザインで、最新鋭の自動車であることがわかります。
またスペックとしては、5.2LのV型10気筒NAエンジンという、まさしくスーパーカーといったスペックで見た目も中身もハイスペックな一台です。
ウラカンのルーフラインは、日本の伝統である折り紙から着想を得てデザインされたという話が有名で、日本人としては心惹かれるモデルですね。
2019年には、従来のウラカンを改良し新型としてリニューアルした「ウラカン・EVO」が販売を開始しました。
このウラカン・EVOは、最新技術が詰まった次世代型スーパーカーとしてさらなる注目を集めたのですよ!
ランボルギーニ・ウラカンのスペック
ランボルギーニ・ウラカンのスペックを詳しく見ていきましょう。
全長は4,459mm、全幅は1,924mm、全高は1,165mmで、先代のガヤルドと比較すると全長が159mm、全幅が24mm拡大され、わずかですが大きくなっているのが特徴です。
そして先程触れたように、エンジンは5.2LのV型10気筒NAエンジンを搭載しており、駆動方式は4WDです。
こちらは先代ガヤルドから引き継がれていますね。
最高出力は8,250rpm時に449kW/610馬力を発生し、最大トルクは6,500rpm時に57.1kgmを記録しています。
変速機は、ランボルギーニで初めて7速DCTデュアルクラッチトランスミッションを採用し、サスペンションは前後共にダブルウィッシュボーンを採用しています。
車両重量は1,422kgと、パワーに対してとても軽くなっているのが特徴です。
なので走りを追求したい人にはもってこいとも言えます。
最高速度に関しては325km/hを記録し、0-100km/h加速のタイムは3.2秒という記録を叩き出しています。
ヘッドライトは最新のLEDが使われており、内装もフルカラーの12.3インチのインストルメンタルパネルが備わっています。
ナビゲーションマップ機能はもちろん、カーインフォメーションなどが表示されるようになっています。
オープンモデルであるスパイダーには、フル電動式のワンタッチトップが備わっており、17秒で素早く開閉します。
50km/h以下であれば走行中でも開閉することができる、とても優秀な電動ワンタッチトップですが、これは車両重量が約120kgほど増量してしまいます。
また細かい調整が施されているため、年式が新しくなるにつれて燃費や車両重量などが少しずつ改良されているようです。
そして2019年からウラカンは大幅に改良され、「ウラカン・EVO」となりました。
とくに2020年から販売している「ウラカン・EVO RWD」は、従来のウラカンが4DWであるのに対し、2DWで後輪駆動となっています。
これによって車両重量は1,389kgと軽減されました。
現在では新車で購入することができる数少ない後輪駆動スポーツカーとなっています。
ウラカンは、スーパーカーらしく空力を重視した平たいボディに5.2Lという大排気量、そして排気量の割に軽い車重、最新鋭の技術が詰まったハイスペックな車です。
また、ウラカンの最上級グレードである「STO」は、最新の技術が詰まったレースカーレプリカです。
グレード名である「STO」は「Super Trofeo Omologata(スーパートロフェオ・オモロガータ)」、これは公道を走ることができるスーパートロフェオ(ランボルギーニのワンメイクレースに参加するレースカー)という意味を持っています。
非常にハイスペックであり、公道を走ることができる車の中でもレーシングカーに極めて近い車です。
ランボルギーニ・ウラカンの価格
次は、気になる価格について見ていきましょう。
まずは、2014年7月から販売されているモデルです。
グレード「LP610-4」、ウラカンの中では最初期のモデルとなっていて、新車販売価格は2,970万円です。
次に、グレード「LP580-2」、2015年11月に販売が開始された開始されたモデルです。
新車販売価格は2,462万円と少し値段が下がりますが、通常のウラカンが4DWであるのに対し、このグレードは後輪駆動車となっていますので、その影響で差額が生まれています。
2016年2月に販売が開始されたグレード「LP610-4スパイダー」は、「スパイダー」の名の通りオープンタイプのグレードです。
新車販売価格は3,268万円で、電動トップなどの機構が備わっているため通常のモデルよりも価格が高くなっています。
他のグレードは左ハンドルのみの設定ですが、このグレードのみ右ハンドル・左ハンドルどちらも選ぶことができます。
2019年4月からはランボルギーニ・ウラカンEVOとして大幅に改良され、価格にも変化がありました。
グレード「EVO」は、新車販売価格が3,282万円です。
マイナーチェンジ後のウラカンのスタンダードなグレードとなっています。
従来のウラカンよりも空力性能を意識したウイングや、エンジンの強化などが施されました。
次に、グレード「EVO RWD」は、新車販売価格が2653万円です。
他のグレードが4DWであるのに対して、「EVO RWD」では駆動方式が後輪駆動となっています。
4DWであることを省くことができたために、価格が大幅に抑えられ、車重も1389kgとかなり軽量化されました。
そして、グレード「STO」は最も新しいウラカンであり、新車販売価格が4,125万円です。
最新鋭の技術を持って作られたSTOは、サーキット走行を存分に行えるレベルの高いレースカーレプリカとなっています。
ウラカンの中でも最も高価なモデルですが、相応のスペックを持っている車です。
まとめ
ランボルギーニ・ウラカンは、 アヴェンタドールよりも安価に乗ることができる現行ランボルギーニですが、その性能に一切の妥協はありません。
高い完成度を誇るSTOはかなり高価なグレードですが、公道を走ることができるレースカーレプリカとして日本でも人気が高いのも魅力です。
ランボルギーニ・ウラカンは現在も長期間に渡って販売されている大人気モデルです。
これからどのようなグレードが発売されるのか楽しみですね。
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