突然ですが、あなたはこんなことを考えているはずです。
「自動車保険の料金って、どうやって決まるの?」
「自動車保険を選ぶ際のポイントって何?」
こういった疑問、解決します。
こんにちは、クルマガです。
あなたは、自動車保険は正しく選んでいますか?
自動車保険は、運転者の年齢や運転歴、走行距離、契約する車の種類など様々な要素によって保険料が決まっています。
そのため個人によって保険料は異なり、あくまでもランキング形式でいい物を選ぶよりも、実際に乗るにあたって、必要な物を選ぶことをお勧めします。
この機会に、あなた自身が自動車保険を正しく選んでいるか、今後の見直すタイミングで実践できるように押さえておきましょう。
目次
自動車保険料の仕組み
先程冒頭にて、自動車保険の料金は運転者の年齢、運転歴、走行距離、契約する車の種類など様々な要素によって保険料が決まるということをお話しました。
ここではまずはじめに、これらを具体的に解説していきます。
①年齢
運転免許は、バイクを除いては18歳からとなっています。
運転者の年齢については、下記のように分類され保険料が決まります。
保険料 | 年齢条件 | 補償範囲 |
高い | 年齢制限無し | 運転される方の年齢に関係なく補償されます |
21歳以上補償 | 満21歳以上の方が運転する場合に補償の対象となります | |
26歳以上補償 | 満26歳以上の方が運転する場合に補償の対象となります | |
30歳以上補償 | 満30歳以上の方が運転する場合に補償の対象となります | |
安い | 36歳以上補償 | 満36歳以上の方が運転する場合に補償の対象となります |
②補償される運転者の範囲の設定
運転をする人の範囲の設定をしないと、当然ながら高額となってしまします。
ここでの運転する人は、例えば家族であったり夫婦であったりが挙げられます。
保険料 | 年齢条件 | 補償範囲 |
高い | 限定しない | 運転者の限定なく補償の対象となります |
家族限定 | 運転者(契約者)本人とその家族が補償の対象となります | |
夫婦限定 | 運転者(契約者)本人と配偶者が補償の対象となります | |
安い | 本人限定 | 運転者(契約者)本人のみ補償の対象となります |
③運転歴
運転歴というのは、免許を取得してから何年間経過したかを現す場合と、免許取得後に何年間無事故無違反だったかを現す場合があります。
ここでは、何年間無事故無違反だったかを現す場合になります。
いわゆる、免許証の色になります。
免許の色は、次の通りに分けられています。
ミドリ(免許を取得し3年未満)
↓
ブルー(免許取得後3年以上の一般免許)
↓
ゴールド(継続で5年間無事故無違反者)
そして、これら上記の順で保険料は変わります。
ミドリ免許の方が一番高く、ゴールド免許が一番安くなります。
④走行距離
走行距離は、年間の走る距離で考えられることの方が多いです。
年間の走る距離が多くなればリスクが高いと判断され、保険料が距離に応じて高くなります。
⑤自動車の種類
自動車の種類と聞いて、パッと思い浮かばない人も多いかもしれませんが、車にも様々な車種があります。
その中で、
①盗難が多い車種であるか
②安全装備が充実しているか
③車の大きさ
④個人で使う車か仕事で使う車であるか
など、様々な種類によって保険料が違います。
ここまでで、個人や車種によって金額が違うことを伝えてきましたが、次は実際に保険を契約する際に、どこで、どんな内容のものを契約したらいいかをポイントで解説します。
自動車保険の選び方のポイント
自動車保険を選ぶと一言で言っても、車を契約したお店で済ませるかネットで契約するかでも違うし、内容も様々あります。
ここでは、様々なポイントがありますので、1つずつ解説していきます。
契約先は代理店?ネット?
まずは、契約先で悩むかもしれません。
結論を言うと、自動車保険料が一番安くなるのはネット型で、一括見積もりなどのサイトで比較するのが一番安くなります。
それぞれの特徴を、下記にまとめていきますね。
代理店
代理店型は担当者と対面で手続きができ、様々なことを相談して決めることができます。
一人一人に担当者が付くので、万が一の時にも安心して任せることができるでしょう。
ただ、代理店なので手数料が必要となり、ネット型と比べると高くなる傾向にあります。
また、万が一の時に担当者ごとに力量が異なりますので、保険の補償額が変わるということもあります。
代理店型に向いているのは次のような人です。
・対面でないと安心して契約できない
・手続きが面倒で分からないのでサポートが欲しい
・自動車保険に詳しくなく自分で調べるのも面倒
ネット型
ネット型は、WEBや電話などで直接保険会社と契約する方法です。
代理店とは違いWEBや電話で完結でき、簡単に契約することができ、手数料も不要なので比較的安く抑えることができます。
ただ、万が一の時に担当者がいないので、自分で全て行わないといけません。
(※一部の保険会社では、オプションで警備会社の駆けつけサービスがあります)
また、事故後も保険会社と直接やりとりを行うため、手間が多いこともあります。
ネット型に向いているのは次のような人です。
・保険料を安くしたい
・対面での手続きが面倒
・自動車保険に詳しく、自分で調べてなんでもできる
補償内容はどうやって選ぶ?
自動車保険を選ぶにあたって重要なのが、補償内容です。
いざと言う時に、補償がないとか金額が足りないなどといった補償内容では意味がありません。
どんな補償があるか理解し、必要に応じてオプションや金額を増やす方法が良いでしょう。
自動車保険の内容は以下の通りに分かれています。
・賠償責任保険(相手への補償)
①対人賠償責任保険(相手方への補償)
②対物賠償責任保険(相手の物への補償)
・傷害保険(自分への補償)
①人身傷害補償保険
②搭乗者傷害保険
③自損事故保険
④無保険者傷害保険
車両保険(自分の車への補償)
このように、大きく分けて7つの補償があります。
ポイントを解説していきますね。
賠償責任保険(相手への賠償)
これは説明するまでもなく、対人賠償と対物賠償は無制限での契約をする場合がほとんどです。
相手への賠償金の保険ですので、金額を設定すると支払いができないことも予想されますので、無制限での契約がベストです。
傷害保険(自分への賠償)
傷害保険は自分への補償なので、自分次第となってくる場合が多いです。
一般的には、下記のプランで契約をする人が多いです。
人身傷害 | 3000万円または5000万円 |
搭乗者傷害保険 | 1000万円または無し |
自損事故保険 | オプション(付けない人も多い) |
無保険者傷害保険 | オプション(最近つける人が多くなってきた) |
これは、一般的な付帯金額の一例です。
あくまで自分への補償なので、全て付けずに済ませる人も多いですが、万が一のことを考えれば予算の範囲内で考えてもいいと言えます。
車両保険(自分の車への補償)
車両保険は自分の車への補償となるので、完全任意となります。
そもそも、付けるか付けないか?車両金額はいくらか?など様々なことによって金額が左右されます。
保険自体は車両保険を付けなくても加入はできるので、予算に応じて検討すれば良いでしょう。
まとめ
自分に合った保険を見つけるためには、自分自身がどういうことを求めるかによって違いますし、どこに重点を置くかによって組み方が変わってきます。
損をしないためにも、車を契約する段階でしっかりと考えて保険を検討する必要があります。
補償内容や保険料をしっかり見て、自分が納得する保険に加入することをお勧めします。
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