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【RAV4 PHV】魅力を大公開!航続距離と新システム採用の裏側【充電時間は?】

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引用元: https://s.response.jp/article/2021/01/02/341806.html

こんにちは、クルマガです。

 

突然ですが、あなたはこういった悩みを抱えていませんか?

 

「車でどこかに行きたい」

 

「低燃費でハイパワー、しかも乗り心地が良くて静かな車で」

 

このすべてを叶えてくれるのがRAV4 phvです。

 

給油せずに千葉県から宮崎県の距離をカバーし、季節を問わず快適な車内は静寂に包まれます。

 

運転を始めれば、力のある加速によりどこまでも行きたくなる気持ちになってしまうかもしれません。

 

乗る人を現実逃避させてしまう刺激的なRAV4 phvを支えているのが、高性能なパワートレインです。

 

中でも、パワートレインの要となるのが、18.1kWhの大容量バッテリー。

 

この記事では、RAV4のバッテリーが18.1kWhである理由や、RAV4 phvの動力性能、室内環境を他車と比較しながら紹介します。

 

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バッテリーの容量を決めているのは車のバランスです

 

これ、本当です。

 

リチウムイオンバッテリーの電力量が18.1kWhの理由

 

近年、快適性や安全性が電子制御化され、車は重くなっています。

 

車体が重くなると、走行性能に悪影響が出ます。

 

リチウムイオンバッテリーは、走行性能を損なわない重量で設置しなければいけません。

 

車体が重くなりすぎず、意味のあるEV走行距離を考える必要がありました。

 

こうした理由から、RAV4 phvのバッテリーが18.1kWhという大きさになったのです。

 

車の重さと走行性能の関係

 

走行性能を低下させない範囲内で設置されたバッテリーの重量は155kg。

 

車の重さと走行性能は反比例し、EVによる性能も同じです。

 

車が重くなるにつれ、制動距離は長く加速力は落ち、ガソリンや電気で走れる距離は短くなってしまいます。

 

バッテリーを搭載した結果、RAV4 phvの車両重量は1900kgとなり、「ハリアーハイブリッド Z」に比べて200kg以上重くなっています。

 

現実的な走行距離は50km

 

重さ155kgのバッテリーの容量は18.1kWhで、EVで走行距離は95kmです。

 

上記の95kmは、日常生活における1日分の走行距離を基準に考えられています。

 

RAV4 phvの開発者が導き出した、日常生活における1日分の走行距離は50km。
※(走行距離50kmの参考動画4:40から5:08)

【インタビュー】エンジニアに訊くトヨタRAV4 PHVの内なる部分。2/2
試乗インプレッションに続いて、RAV4 PHVはどのようなシステムが構築されているのか、開発エンジニアに質問しながら、新規モデルの内なる部分に迫った。取材協力/トヨタ自動車【新車試乗】本命モデルはやはりスゴかった!? トヨタRAV4 PHV...

 

RAV4 phvは、日々の生活を電気だけでまかなう事ができます。

 

18.1kWhのバッテリーは、車体の重さと意味のあるEV走行距離をクリアしたと言えるのではないでしょうか。

 

燃費は22.2kmで航続距離は1300km

 

RAV4 phvは、リッター22.2kmの低燃費を打ち出しています。

 

RAV4 phvと、ハリアーハイブリッドZの燃費は、ほぼ同等です。

車の重量燃費航続距離
RAV4 phv1900kg22.2km1300km
ハリアーハイブリッド Z1680kg22.3km1226km

※ RAV4 phv BRACKTONEグレードは1920kg

 

RAV4 phvの航続距離は1300kmで、東京駅から秋田駅、または東京駅から姫路駅間を給油せずに往復できます。

 

新システムを採用しました

 

RAV4 phvは、「THS Ⅱ プラグインハイブリッドシステム」を採用しています。

 

これにより3つの駆動力を使いこなし、低燃費と鋭い加速を両立させました。

 

・バッテリーの力
・エンジンが発生させた電気の力
・エンジンを直結させた力

 

上記の動力源は、2つのパワートレインから成り立っています。

 

・低回転からパワーを発揮する2.5Lダイナミックフォースエンジン
・RAV4 HV(ハイブリッド)に比べてハイスペックなモーター

 

2.5Lダイナミックフォースエンジン

 

ダイナミックフォースエンジンは、走行性能と乗り心地の向上を目指した、TNGAに基づいて開発されています。

 

代表的なエンジンの特性は下記のとおり。

 

・ロングストローク化
発進時、低速走行でも頼りになる駆動力を発揮する

 

・高圧縮化
エンジンが発生する熱を効率よく利用できる

 

さらに、吸気バルブの開閉を電子制御するVVT-iEにより、エンジンの反応を向上させています。

 

VVT-iEは油圧制御でなく電子式なので、油温に左右されず最適にバルブタイミングを制御し、エンジン性能を引き出します。

 

フロントの高出力モーター

 

RAV4 phvには、RAV4 HVに比べ、出力の高いモーターが採用されています。

 

RAV4ハイブリッドより、フロントモーターの出力46KW(62ps)アップしています。

前輪モーター後輪モーター
RAV4 phv134kW(182ps)40kW(54ps)
RAV4 HV88kW(120ps)40kW(54ps)

※()内の単位、psは馬力

 

バッテリーが発生する力を、高出力モーターがそのまま受け止めるので、パワフルな駆動力が生まれます。

 

力強いHVモード

 

RAV4 phvはエンジンとモーターの力を組み合わせ、306psを発生させるので、もはやエコカーではありません。

 

306psは、スバル「WRX STi」の308psに迫る出力なので、インパクトのある加速を体感できるでしょう。

 

RAV4 phvの加速は実証済みで、0kmから100kmに到達するまでの時間は6秒で、ホンダ「シビックタイプR」の5.8秒に迫るタイム。

 

RAV4のHVモードは、力強く、気持ちいい走行ができます。

 

EVモードは音が静か

 

電気だけで走るEVモードは、エンジンを使わないので車内が静かです。

 

動画や音楽を、車内で存分に楽しめそうですね。

 

さらに、EVモードは、車外の音も静かなので、近所を気にせず夜中や早朝に車を動かせます。

 

ただ、バックドアは、開閉時に音が鳴るので注意が必要です。

 

リチウムイオンバッテリーは床下に配置されています

 

RAV4 phvのリチウムイオンバッテリーは、床下中央に配置されています。

 

バッテリーを床下に配置すれば、リアシートやラゲッジスペースを確保できます。

 

RAV4 phvのラゲッジスペースは490Lで、RAV4 HVより狭く、ハリアーHV Zより広くなっています。

 

・ハリアーHV Z⇒409L
・RAV4 phv⇒490L
・RAV4 HV⇒580L

 

床下のバッテリーから延びる配線などがラゲッジスペースに干渉し、RAV4 HVより狭くなっていますが、十分な容量と言えるでしょう。

 

普段の買い物からキャンプまで幅広い使い方ができます。

 

最低地上高を確保しながら低重心に

 

RAV4 phvは、バッテリーを床下に設置しても最低地上高は確保されています。

 

【各車の最低地上高】

RAV4 HVRAV4 phvハリアーHV Z
190mm195mm(ブラックトーンは200mm)190mm

 

RAV4 HVや、よりも大容量のバッテリーにもかかわらず、最低地上高を確保しています。

 

剛性が上がり運転しやすいです

 

RAV4 phvは、TNGAのプラットホーム、「GA-K」を採用しているので、もともと剛性が高い構造です。

 

バッテリーを守るため、車体の低い部分がさらに強固な作りとなっています。

 

その結果車体の強さが上がり、揺れや振動が軽減し乗り心地が向上しました。

 

一方、車体の下の部分に重いバッテリーを設置しているので、重心が低くなり走行性能が上がっています。

 

スピードスケートの選手同様に、重心が低くなれば車体の安定性が増しカーブも曲がりやすくなるのです。

 

快適な車内空間

 

車内全体は黒色で統一され、赤色のステッチがアクセントになっています。

 

運転席と助手席はパワーシートで、座面から肩までホールド感があり姿勢が保てます。

 

すべてのシートが快適温熱シートとなり、運転手以外も暖かさに包まれるのでうれしい機能ですね。

 

さらにシートの内側から送風する、ベンチレーション機能もあり、座面や背もたれの汗濡れを防ぎます。(ベンチレーションはフロントシートのみでGグレード以外に装備)

 

操作しやすいエアコンパネル

 

RAV4 phvは、全車にヒートポンプを利用したオートエアコンを標準装備しています。

 

エアコン操作はダイヤルやスイッチで行うため、手袋をしていても楽に調整できますね。

 

スマートフォンアプリ「My TOYOTA+」を利用すれば、リモートでエアコンを操作できるので、出発前に車内を適温にできます。

 

大人よりも暑がりな子供にとっては、ありがたい機能ではないでしょうか。

 

冷媒でバッテリーを管理している

 

一方、ヒートポンプで温冷された冷媒は、バッテリーの維持にも大きな役割を果たしています。

 

バッテリーの温度は、適温でなければ性能が落ちます。

 

熱くなりすぎれば発火の恐れも。

 

暖かく、また冷やされた冷媒が、バッテリーを常温に保ち、走行距離や人命を保護しています。

 

9インチディスプレイオーディオ

 

RAV4 phvは、多機能に使えるオーディオを搭載しています。

 

ディスプレイオーディオは、Bluetoothに対応し、ラジオが聞けます。

 

さらに、スマートフォンと連携して音楽や動画鑑賞のほか、カーナビとしても使えるので楽しみ方は自由ですね。

 

もしものときに緊急通報もできる、T-connectを備えた安心のディスプレイオーディオです。

 

便利な1500W外部給電

 

RAV4 phvのラゲッジルームには、電気製品が使えるアクセサリーコンセントが付いています。

 

エンジンをかけなくても使えますが、バッテリー残量を判断し、エンジンから給電できるHV給電モードも備えています。

 

夏は小型の冷蔵庫を接続し、飲み物を冷やしても良いでしょう。

 

スキー場で淹れたてのコーヒーも飲めます。

 

災害時も、頼りになり、使い方は多種多様です。

 

バッテリーからの給電時間

 

バッテリーからの給電時間は、EV、HVモードで大きな差があります。

 

【エンジンをかけないEV給電モード】

・1500Wを連続使用
⇒7時間
・10kWh(1時間に400W)
⇒20時間

※1時間(h)に400W使用=0.4kWh

 

【エンジンをかけたHVモード】

・1500Wを連続使用
⇒3日
・10kWh(1時間に400W)
⇒5日

 

消費電力の目安としては下記のとおり。

 

・電気毛布 54W
・リビング扇風機 38W
・電気ストーブ 400w

 

バッテリーの充電時間

 

充電方法は普通充電で、方法は2つあります。

 

【充電方法】

充電時間配線工事
100V/6A33時間必要なし
200V/16A5時間30分必要あり

 

毎日運転する場合は、200V/16Aが望ましいでしょう。

 

賃貸で、充電設備がない場合は、大家さんとの話し合いが必要かもしれません。

 

RAV4 phvは、急速充電には対応していないので注意が必要です。

 

急速充電ができない理由

 

充電スポットは、電気自動車が優先して使うべきだと考えたからです。

 

電気自動車は、電気がないと走れませんが、RAV4 phvは、ガソリンの力でも走ります。

 

しかも、エンジンで発電した電気をバッテリーに充電できる、バッテリーチャージモードがあります。(バッテリーを最大80%まで充電できる)

 

車の世界でも、相手に譲る気持ちは大事かもしれません。

 

まとめ

 

RAV4 phvは低燃費で、車のバランスを考えたバッテリー容量となっていることがわかりました。

 

EVモードは95km、HVモードは1300km走行できるということも大きな魅力であることに加えて、馬力があるのでスポーツカー並みの306馬力が生み出す加速はもはやスポーツカーという一面も見せてくれます。

 

またバッテリーを床下へ設置すると同時に、バッテリー保護で剛性も上がり車両が安定しているのも、安全面に優れている証拠ですね。

 

上質な車内に関しては、落ち着いた配色と快適なシートは家にも欲しくなるくらいハイスペック。

 

phvならではの充電に関しては、用途に応じて充電設備を検討する必要があるということや、急速充電はできないということは注意すべきポイントとも言えます。

 

充電スポットを気にするより、運転の楽しさに意識を向け時間を楽しむことが重要です。

 

RAV4 phvは、走りを重視した刺激のあるエコカーです。

 

もしあなたがこれから車を探そうと考えているのであれば、RAV4 phvは今の時代にとても合うおすすめの車と言えます。



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