こんにちは、クルマガです。
今回は、ランドクルーザー プラドのお話です。
気づいた人もいるかもしれません。
実はこのサイトでは、今回紹介するお話以外にも様々な車を紹介しています。
やはり車選びは慎重にしたいものです。
そんな時、実際にその車がどんな魅力があるのか知りたくなりますよね。
このサイトでは、そういった疑問を解消してくれます。
是非他の記事もチェックしてみてくださいね。
https://carmagazine.life/軽自動車は75万円で新車が買えます【価格と実用性/
と、話が逸れました。
改めて、今回紹介するのは、ランドクルーザー プラドです。
目次
プラドに関する悩み
今の時点で、現行プラド(150系後期)の新車がオーダーストップとなり、在庫販売となってきています。
価格が落ちない中古車と、早く決断しないと手に入らない150系後期の新車。
さらに、2022年8月には、新型プラド(180系)が発売されるなど悩みの種はつきません。
プラドをとりまく環境が大きく変わりつつありますが、もっと時間が欲しいですよね。
「中古か新車か、もっとじっくりかんがえたい」ですよね。
結論から言うと、新車がおすすめです。
ここからは、150系後期の中古と新車の中から、狙い目のプラドをご紹介します。
新車ならTX-Lパッケージが狙い目です
ランドクルーザープラド150系後期は、全グレードのリセール率が高い傾向にあります。
中でも、「TX-Lパッケージの7人乗り、ガソリン車」の値下がり幅が一番小さいので、売却時に損をしません。
人気オプションのムーンルーフは必須で、ルーフレールやエアロを組むと、さらに売却時の価格(リセール率)は上昇します。
一方オークションサイトでは、購入価格を上回る価格で落札されることも。
プラドの人気は、国内だけでなく世界的にも需要が高い車です。
外国の富裕層は、価格よりも「プラド」を優先するので、落札価格が上昇しているのでしょう。
日本ではディーゼル車が人気ですが、実は海外で人気なのはガソリン車なのですよ。
TX-Lパッケージでリセールを狙うのは、かしこい買い方かもしれません。
TX-Lパッケージのリセールを狙う場合の必須条件
・車体の色はパールホワイト
・シートの色はベージュ
・ムーンルーフ
・7人乗り
・ガソリン車
・可能であればルーフレール、エアロを装備
新車と中古車では価格に差がない
さらに、プラドの中古車価格が高いことからも新車購入が良いと言えます。
例えば、TX-Lパッケージの総額を520万円とします。(車両本体価格は432万円、オプションと値引きを考慮)
520万円と、実際に販売されている中古車を比較してみましょう。
中古車市場を見ると、下記の仕様が496万円(税込)で販売され、差額は25万円です。(グーネット参照)
2021年式
走行距離:15000km
ムーンルーフ付き
純正19インチアルミホイール装着
新車と中古車の価格が、サイバーナビと、ドライブレコーダーを合計した金額程度しか変わらないんです。(Amazon参照)
装備や走行距離にもよりますが、金額の差が25万円であれば、新車を選ぶべきではないでしょうか。
リセールバリューが高く、中古車と比べても価格差がないので、TX-Lパッケージの新車はおすすめです。
TX2.7の新車も実は狙い目
TX2.7、ガソリン5人乗りの魅力は、車両本体価格が366万円という安さ。
TX-Lパッケージの車両本体価格は432万円なので、66万円のアドバンテージです。
両車の走行性能や外装には、ほとんど違いが見られません。
TXにも、走行時のトルクを配分してくれるトルセンLSD(センターデフ)付きトランスファーが装備されているので、安定した走行が期待できます。
違いは、主に内装に出ているようです。
要は革か電動か
TX-Lパッケージは、シート(TXはファブリック)やハンドル、シフトノブなどの部分が本革仕様。
加えて、下記の部分が電動式です。
・ドアロックと同時に自動でサイドミラーが格納(TXはスイッチで閉じる)
・フロントシートのポジションが電動調整(TXは手動)
・3列目も電動で格納できる(TX5人乗りに3列目は無し)
66万円をとるか、革と電動をとるか、一度考えてみると良いでしょう。
「シートはファブリック(布)でいい」
「電動ではなくて手動でもいい」
と思うのであれば、TXも選択肢に入るのではないでしょうか。
他にも、様々な意見があるでしょう。
「リセール目的ではなく長く付き合っていきたい」
「革製のシートは滑る」
「夏は暑すぎて座ってられない」
「66万円の価値があるのだろうか?」
「7人乗る機会がない」
TX2.7、ガソリン車5人乗りも、狙い目の一台と言えます。
中古で買うならTZ-G
全グレードの中で、一番値下がりしているのは上級グレードのTZ-Gです。
控えめながら、プラドの鼓動がしっかり伝わってくるエンジン音。
走行性、室内クオリティー共に最上級と、文句なしの仕上がりです。
「トルク不足」、「街乗りでは必要ない装備が付いている」
など、ネガティブな評価も聞こえてきます。
しかしTZ-Gには、車重や走りを補う心強い装備がついているので、安心で軽快な走りができると言えるでしょう。
エコやスポーツと、走行シーンに合わせた設定ができる「ドライブモード」
乗降時、悪路時に車体を上げ下げできる電子制御リアエアサスペンション
雪道でも安定走行が期待できるアクティブトラクションコントロール
これらが非常に強い面とも言えます。
TX-Lとの違い
値下がり幅が少ないTX-Lパッケージとの仕様の違いは下記のとおり。
【TZ-G2.8クリーンディーゼルの主な標準装備】
19インチダークグレイメタリック
木目調本革ステアリングホイール
電子制御リアエアサスペンション(ローモード:2cm下がる、ハイモード:4cm上がる)
ドライブモードセレクト(コンフォート、スポーツなど5種類の走行モードを選べる)
KDSS(スタビライザーを操り、オン、オフロードに合わせて走行性能を向上)
トルセンLSD(リア)
(22000円のメーカーオプションでマルチテレインセレクト+クロールコントロール+電動デフロックへ変更できる)
AC100V電源標準(ラゲッジルーム)
中古のTZ-Gと新車のTX-Lが同等の価格に車両本体価格は554万円なので、総額を620万円と仮定します。(オプション、値引きを考慮)
中古車市場を見ると、下記の仕様で総額540万円になり、新車と中古の差は80万円です。(カーセンサー参照)
2020年式
2.8リッター・ディーゼルターボ
走行距離4.8万km
サンルーフ
純正ナビ付
先ほど紹介した、TX-Lパッケージの新車総額(520万円)と、大差ない価格となっています。
TZ-Gは、プラドの中で最上級グレードですが、今後も値下がりが期待できます。
TX-Lパッケージの新車が、どうしても手に入らない場合は、中古のTZ-Gを考えてみても良いかもしれません。
2020年式のリアデフロック付きも見逃せません
プラドの中古車市場には、現行型では廃止されている、リアデフロックが装備された車両もあります。(現行TZ-Gではメーカーオプション)
下記の仕様で総額は489万円です。(グーネット参照)
【TX-Lパッケージ2.8リッター・ディーゼル】
ムーンルーフ
19インチアルミホイール
ルーフレール
クリアランスソナー
レーダークルーズコントロール
リアデフロック
デフ(デファレンシャルギヤ)は、左右のタイヤに伝わる駆動力を調整する役割があります。
車の右左折や、カーブで生じる内輪差(タイヤの回転数の差)を調整し、スムーズな動きをサポートする重要なパーツです。
しかし、片方のタイヤがスリップ(空転)してしまうと、スリップしているタイヤ以外に駆動力が伝わらなくなり、動けなくなってしまうんですね。
デフロックが付いていれば、スリップや深雪に悩まされる豪雪地帯でも安心です。
デフロックは、タイヤに伝わる駆動力を固定するので、タイヤの空転に関係なく車を動かせます。
一晩で40cmの雪が積もったとしても、リアデフロックが付いていれば怖いもの無しです。
まとめ
中古車と新車、どちらを選ぶのが良いか。
これに関しては、手堅く新車を選びましょう。
やはり中古車には当たりはずれがあり、欠陥車だったら修理代が必要になります。
車は消耗品で、外見がきれいでも中身のブラックな部分までは確認できません。
世の中には、様々な人間がいるように、様々な中古車販売店が存在しています。
その場しのぎの修理がされていないか、じっくり見定めるべきです。
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