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【悲報】ゴールデンウィークに電気自動車でのドライブ旅行をおすすめしない理由【デメリットは3つです】

国産車

こんにちは、クルマガです。

 

「電気自動車(EV車)ってガソリンがかからないし便利だけど、デメリットとかあるの?」

 

今回は、こういった疑問に答えます。

 

電気自動車(EV車)は、停電しても電源が取れるので魅力的ですよね。

 

過去の災害でも活躍しているEV車は、南海トラフ地震への備えとして有効と言えるでしょう。

 

しかも、EV車の購入には補助金制度があるので、購入しようと考えるのは当然かもしれません。

 

しかしEV車には、解決しなければならないデメリットがいくつかあります。

 

環境には優しいかもしれませんが、ドライバー目線で考えたら疑問が残ります。

 

GWなどの大型連休、あなたもおそらく家族や恋人、友人などでドライブに行くかと思います。

 

そんなあなたに、GW前に知っておきたい電気自動車のデメリットを解説していきますね。



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電気自動車で走れる距離は?

 

EV車は、様々な走行環境により走れる距離が短くなります。

道路の状況上り坂でパワーを消費する
外気温冬や夏の寒暖でパフォーマンスが落ちる
エアコン冷房や暖房の使用(暖房は消費電力が高い)

 

これらが原因となり、航続距離が7割に低下するケースもあります。

 

まず、カタログに載っている航続距離ほど、走らないと考えて良いでしょう。

 

目的地にたどり着けるかと不安がつきまとい、航続距離がメインの会話になってしまうかもしれません。

 

電気自動車は充電時間が長い

 

EV車の、充電時間がもったいないと感じてしまうかもしれません。

 

というのも電気自動車は、ガソリン車の給油より時間かかるからです。

 

充電方法には2つあります。

 

・自宅に設置して使う普通充電

・公共施設に設置されている急速充電

 

ここでは、公共施設に設置されている急速充電を紹介します。

 

急速充電

 

急速充電は、スマートフォンを充電するときのA(アンペア)と似ています。

 

スマートフォンを充電するときに例えると下記のとおりです。

 

1A普通充電
2A~3A急速充電

 

これを見てわかる通り、2A~3Aの方が早く充電ができますよね。

 

EV車の急速充電器は、高速道路のサービスエリア(SA)にも設置されています。

 

例として、東名高速道路にある海老名SA(上下)には、急速充電器が3基あります。

 

詳しい電力量はこちらです。

 

・40kWh 2台(1時間に40kW充電できる)

・90kWh 1台(1時間に90kW充電できる)

 

充電時間の上限は30分で、普通充電に比べれば時短になりますが、ガソリンの給油に比べれば長くなってしまいます。

 

しかも、バッテリーや充電器の保護のため、規格通りの充電能力は期待できません。

 

期待していた航続距離まで回復しない場合、新たな充電場所を探すはめになります。

さらに、大型連休中は先客がいる確率が高く、「待ち時間」が発生してもおかしくありません。

 

旅先で充電に時間がとられ、計画を練り直す必要があるかもしれません。

 

急速充電の待ち時間

 

1台あたりの充電時間を30分として、4台待っていたら2時間待たされます。

 

2時間あれば、目的地にたどり着くことも十分に考えられます。

 

先に紹介した海老名SAは日本最大の大きさで、休日の利用者は6万人とも言われています。

 

車の台数も多く、当然EV車も利用します。

 

海老名SAには、500台以上停められる駐車スペースがありますが、急速充電器の設置数は、わずか3台。

 

設置数がアンバランスなので、充電までの待ち時間が延びることも十分考えられるでしょう。

 

ここまで紹介したことが、旅の楽しさを左右する重要なデメリットです。

 

ここからは、いま電気自動車を選ぶ上でのデメリットを2つ紹介します。

 

車の価格が高く感じる

 

EV車は、高額な割に魅力がないと感じるかもしれません。

例えば

 

・街乗りをメインに開発されたホンダのコンパクトEV車「ホンダe」

・ホンダの軽自動車を代表する 「N-BOX」

 

これら2台の価格を比べると、ホンダeの価格でN-BOX G(4WD)が2台買えて、さらに100万円以上余ります。

 

【2台の車両価格】

ホンダe4,510,000円
N-BOX G(4WD)1,581,800円

 

言い換えれば、アルファードの特別仕様車(424万円)より高い価格です。

 

ホンダeの場合、高級ミニバン以上のメリットを見いだすのが難しく、高く感じる要因になっているのかもしれません。

 

価格が高い原因はリチウムイオンバッテリー

 

電気自動車の価格が高い原因は、リチウムイオンバッテリー(LiB)パックが高いからです。

 

EV車をガソリン車と同等の価格で販売するには、LiBパックを100ドルまで下げなければいけません。

 

LiBパックの価格推移の表は下記のとおりです。

 

引用:BNEF

 

2013年には、684ドルだったリチウムイオンバッテリーは、2021年には132ドルまで下がってきています。

 

LiBパックの価格は、年々安くなっていますが、ガソリン車並みの車両価格になるまで(100ドル)には至っていません。

 

2024年には、バッテリーが100ドルになると予測され、EV車の低価格化に期待が持てるでしょう。

 

燃料タンクだけで済んでいたガソリン車とEV車は、全く別物の車と言えます。

 

電気自動車は種類が少ないです

 

国産EV車の種類は少なすぎて選べません。

 

国産EV車のメインは、下記の4車種です。

 

・日産 リーフ

・三菱 i-MiEV

・ホンダ ホンダ-e

・マツダ MX-30 EV

 

種類が少なく、乗りたいEV車がない状況が考えられます。

 

さらに、海外のEV車はBMWをはじめとした高級車が並び、高額になるのでなおさら選択肢は絞られてしまいます。

 

・国産車で安い
・航続距離が長い
・充電時間が短い

 

上記のような、夢のような話が実現しない限り、EV車は普及しないのではないでしょうか。

 

まとめ

 

結論から言うと、電気自動車に乗っている人は、車を中心に旅の計画を立てる必要があるでしょう。

走行する環境により短くなることに加え、1回の充電時間がガソリン車よりは確実に時間がかかるということ。

また急速充電を利用しても充電量は規格以下であるということも考慮しなければいけません。

またパーキングエリアなどで充電をする際、GWなどの大型連休は充電待ちを覚悟しましょう。

 

今、時代の流れがEV車なのは確かです。

 

災害時を考えると魅力的ですが、慎重な判断が必要かもしれません。



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