こんにちは、クルマガです。
突然ですが、あなたはマツダのCX-5とCX-8の違い、気になりませんか?
意外にも、CX-5とCX-8の違いについてわからないという人も多かったので、今回記事にしました。
コンパクトなCX-3は見た目にもわかりやすいですが、CX-5とCX-8は一見違いが分かりにくいです。
そこで今回は、CX-5とCX-8について特徴や違いを比較していきます。
目次
独自のデザインを採用したマツダ
マツダは独自の新デザインテーマ「魂動(こどう)-Soul of Motion」を採用し、全車種がよく似たフェイスを持っています。
中でも車種名のCXシリーズは、SUVとして販売されているラインナップです。
国内で唯一、燃費の良いクリーンなディーゼルエンジン車をラインナップしていることもあり、発売当初から注目を集め、人気車種になりました。
マツダ「CX」の由来
この「CX」の車種名は、「C」はクロスオーバーコンセプト、「X」はスポーツカーの意味であり、「CX」はマツダのクロスオーバー(cross over)車のラインナップを表しています。
後ろの数字が大きいほど上級グレードになります。
現在はCX3、CX-4、CX-5、CX-8、CX-9の5車種があり、そのうちCX-4は中国向け、CX-9は北米向け商品であるため、国内ではCX3、CX-5、CX-8が販売されています。
このCXシリーズは、トヨタのランドクルーザーや三菱のパジェロのような、クロスカントリーSUVとは異なります。
マツダのCXシリーズは、街になじみ気軽に買い物に行ける上、レジャーにも使えるクロスオーバーSUVという、新世代商品群のグループになります。
クロスオーバーSUVの革新技術
クロスオーバーSUVは、マツダ独自の革新的技術「SKYACTIV TECHNOLOGY」技術を採用し、足回りは舗装道路仕様に設定され、安全性や性能を高め、様々なライフスタイルに応じた選択肢を提供することがテーマの一つです。
マツダ「CX-5」と「CX-8」
まずはじめに、ここではマツダのCX-5とCX-8、それぞれの特徴についてお話していきます。
それぞれのモデルが、どのような年齢層に注目を浴びているのか見ていきましょう。
マツダ「CX-5」
CX-5は2012年、CX-7の事実上の後継車として登場しました。
ターゲットは30代から40代の独身、もしくは小学生ぐらいまでの子供のいるファミリー層です。
燃費の良いクリーンディーゼルが脚光を浴び、2012年のSUV国内販売台数1位を記録しました。
2012年と2013年には日本カーオブザイヤー受賞、2013年にはJNCAPファイブスター賞を受賞しています。
2016年にフルモデルチェンジした2代目が発表され、その後、2018年にマイナーチェンジをしました。
このマイナーチェンジで動力アップや安全装備追加を行っています。
2021年にはオフロードモデルやスポーティーなモデルが追加されました。
マツダ「CX-8」
CX-8は2017年に、マツダの最上級車種として登場しました。
車体の前半分はCX-5、後ろ半分はCX-9のプラットフォームを全幅1840mm(CX5と同じ)に改良して使用しています。
当初のユーザーのターゲットは40代から50代で、中高生の子どもがいるような、多人数乗車を希望するファミリーでした。
ところが実際は、孫との外出を想定した高齢者からの支持が多いそうです。
これは、
「ミニバンには抵抗があるけれど多人数乗車のできる車を選びたい」
という背景が考えられます。
CX-8は、2018年国内3列シートSUV販売台数第1位を獲得し、2018年2019年日本自動車殿堂カーオブザイヤーを受賞しています。
CX-5とCX-8のサイズを比較
【CX-5】
全長×全幅×全高 | 4545×1840×1690mm |
ホイールベース | 2700mm |
最小回転半径 | 5.5m |
タイヤサイズ | 17インチ |
車体重量 | 1670kg |
【CX-8】
全長×全幅×全高 | 4900×1840×1730mm |
ホイールベース | 2930mm |
最小回転半径 | 5.8m |
タイヤサイズ | 17インチ/19インチ |
車体重量 | 1880kg |
CX-8はCX-5と全幅は同じなので、正面から見ると見分けがつかないぐらい似ています。
しかし長さと高さが、CX-8はひと回り大きいサイズになります。
そのため、CX-5の方が街乗りの運転はしやすいと言えます。
CX-5とCX-8のエクステリアを比較
2台のエクステリアの違いに関しては、フロントグリルに大きな違いがあります。
CX-5はハニカム(ハチの巣)状になっており、スポーティーなイメージです。
一方、CX-8は水平基調のスリットで高級感を演出しています。
リアはエンブレムの位置が多少異なることと、CX-8にのみメッキのライン加飾がついていることで違いがわかります。
CX-5とCX-8のインテリア・ラゲッジルームを比較
CX-5は5人乗りで、シートはパーフォレーションレザーを使用しています。
運転席まわりはスポーティーなイメージで、2列目シートはベンチシートで4:2:4で分割し、必要に応じて前倒しができます。
4人乗りの場合、後席中央部を倒してスキー板などの長いものの積載が可能です。
ラゲッジルームは5人乗りでもゴルフバッグ4個分のスペース(505L)があり、容量はたっぷりです。
CX-8は運転席まわりの装飾や配置、素材が上級車種らしく高級な感じがします。
2列目シートが可動式キャプテンシートになる、6人乗り(左右個別分割)とベンチシートとなる7人乗り(6:4分割)があり、シートは高級なナッパレザーを使用しています。
6人乗りの2列シート中央がウォークスルータイプは車内で移動ができるため、赤ちゃんがいるファミリーには、チャイルドシートに座る、子どものお世話や後部座席の荷物を取りに動くことができます。
ラゲッジルームはフル乗車でCX-5の半分ぐらいの容量になりますが、3列シートを倒すとCX-5に負けない広いスペース(572L)が確保できます。
さらに、2列シートも倒すと大人が横になれる広さを確保できます。
CX-5とCX-8の動力を比較
CX-5は、2.2リッターのクリーンディーゼルターボエンジンのほかに2リッターと2.5リッターのガソリンエンジンも用意されています。
CX-8は、2.2リッターのクリーンディーゼルターボエンジン、2.5リッターのガソリンターボエンジン、2.5リッターのガソリンエンジンがあります。
2.2リッターのクリーンディーゼルターボエンジンで比較するとCX-5は改良が加えられて燃費はWLTCモードで約19.0km/Lです。
CX-8のWLTCモードの燃費は約17.0km/Lです。
車両重力が200kg近く重いCX-8と比べると、動力性能はCX-5の方が高いようです。
CX-5とCX-8の安全装備を比較
CX-5、CX-8ともにほぼ同じで「スマート・シティ・ブレーキ・サポート」を標準装備し、歩行者を検知し衝突の危険があると警報を鳴らし、さらに状況が悪化すると緊急自動ブレーキも作動します。
また「クルーズコントロール」「360度ビューモニター」も装備しています。
CX-8にだけ備わっている機能は「アクティブ・ボンネット」を備えていることです。
歩行者との衝突を検知すると、歩行者へのダメージをできるだけ抑える機能になります。
また、「フロント・パーキングセンサー」もCX-8は標準、CX-5はオプションの機能になります。
安全装備については多少CX-8の方が勝っているかもしれませんが、ほとんど同じと言えそうです。
CX-5とCX-8の価格(2022年4月調べ)を比較
新車価格 | 中古車価格 | |
CX-5 | 267~407 万円 | 57~378 万円 |
CX-8 | 299~499 万円 | 169~548 万円 |
価格でみると高級感のあるCX-8はCX-5と比べておおよそ50万ほど高くなるようです。
まとめ
CX-5とCX-8を比較して、それぞれのメリットをまとめてみました。
〈CX-5〉
・走行性能の高さ(車両重量が200kg軽い)
・運転のしやすさ(車長、ホイールベース、最小回転半径)
・燃費性能(少しでも年間になると大きな差になる)
・価格(平均約50万の差)
・広いラゲッジスペース
〈CX-8〉
・定員が6人もしくは7人
・インテリアの高級仕上げ感
・2列目、3列目のアレンジであらゆる用途に対応
・2列目ウォークスルータイプは車内移動が楽
・広い居住空間
・牽引能力
・標準の安全装置機能
それぞれに良さがありますが、家族が4~5人で、5年以上の所有で考えていて、街乗りが基本であるならばCX-5を優先的に考えても良いでしょう。
また、運転する可能性がある全員がショールームへ出向いて、運転席に座ってみる、家族が後部座席に座ってみるなど実車に体感すると、所有のイメージがつかめるかもしれません。
同じクラスの別メーカーの車との比較も知識の幅を広げるうえでも大事ですね。
長く付き合っていく車ですから、しっかり調べて納得のいく車を選びたいものです。
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