こんにちは、クルマガです。
今回は、クルマの心臓ともいえる“エンジン”について解説していきます。
私たちが普段何気なく乗っている車には、エンジンが搭載されています。しかし、そのエンジンは車によって構造や特徴も大きく異なってくるのです。
そしてエンジンの種類によってクルマの性能も変わってくるので、エンジンの構造や特徴を知っているだけで今後あなたが車選びをする際の参考になること間違いなしです。
目次
エンジンには3つの種類がある
エンジンには、大きく分けて3つの種類に分けられます。
- ガソリンエンジン
- ハイブリッドエンジン
- ディーゼルエンジン
まずは、これら3つのエンジンについて解説していきますね。
1. ガソリンエンジン
ガソリンエンジンは、その名の通りガソリンを使って走らせるエンジンのことを言います。
ほとんどの一般的な乗用車に用いられているのがこのガソリンエンジンで、実際に僕が乗っているRX-8もガソリンエンジンの部類に入ります。
そして同じガソリンエンジンでも、レギュラーとハイオクといった種類によってまた特徴が異なってきます。
走らせるのに高いエネルギーを必要とする車にはハイオクエンジンを使われることが多いですが、基本的に乗用車全般ではレギュラーエンジンが使われます。
2. ハイブリッドエンジン
続いてハイブリッドエンジンですが、このエンジンシステムはエンジンと内部のモーターをバランスよく状況によって使い分けることができるのが特徴です。
最近話題のハイブリッド車に搭載されているのがこのエンジンで、燃費を重視した車選びをする人にはおすすめとも言えます。
とは言えハイブリッドガソリンなんてものは存在しないため、ハイブリッドエンジンの場合もガソリンは必要になってきます。
つまりガソリンエンジンとハイブリッドエンジンの違いとしては、ガソリンのみを使ってエンジンを動かすか、エンジンと内部のモーターを状況に応じて使い分けしてバランスよくガソリンを消費することができるかということになりますね。
3. ディーゼルエンジン
そして3つ目のディーゼルエンジンですが、このエンジンは主にトラックやバスなどの比較的パワフルな走りを必要とする車に使われるのが特徴です。
ディーゼルエンジンは“軽油”とも呼ばれていますが、その名前からするとトラックやバスに合っていないのではないかと思っちゃいますよね。
かく言う僕も、恥ずかしいことながら最近までディーゼルエンジン(軽油)がトラックなどに使われていることを知りませんでした。(笑)
ガソリンスタンドにガソリンを入れに行った際、レギュラーやハイオクに比べて軽油は非常に価格が安いことに気づいた人も多いはずです。
そんなことから、「一般の乗用車に対して軽油を入れたほうがお得なのでは?」と思ったこともあるのではないでしょうか。
実はこれ、一番やっちゃいけないことなのですよ!
というのもディーゼル(軽油)は内部の点火プラグを必要とせずに空気を圧縮することでエネルギーを使う車に用いられているからです。
一般的な乗用車は点火プラグを必要としてエネルギーを作り出すので、ディーゼル(軽油)を入れてしまうと最悪の場合エンジンが壊れてしまうことに繋がります。
なので、それぞれのエンジンがどういった役割をしているかというのをきちんと知っておくことが必要になるのです。
3つのエンジンの特徴
1. ガソリンエンジンは安定した出力を生み出す軽設計なガソリン
先ほど紹介した3つのガソリンの中でも一番多くの車に搭載されているガソリンエンジンの特徴は、何と言っても安定した出力を生み出すことができるということです。
ガソリンエンジンは点火プラグを使って爆発的なパワーを動力エネルギーに変えることができ、高回転まで回しても安定したパワーを発揮させることができます。
またガソリンエンジンは振動や音が少ないため、近所でも迷惑にならないというメリットも兼ね備えています。
2. ハイブリッドエンジンはエネルギーを分担して使い分ける効率的エンジン
続いてハイブリッドエンジンの特徴ですが、これは先ほどにも少しお話ししたようにガソリンと内部のモーターの両方を使って動力エネルギーを生み出しているということが挙げられます。
これがもしも内部のモーターなしに走るとなると、一般的なガソリンエンジンと変わらなくなってしまいます。
しかし内部のモーターと連動することで、効率的にガソリンを消費することができるようになるのです。
とは言え実際にモーターがガソリンの代わりになっているということではなく、モーターはあくまでもエンジンを効率よく駆動させるためのアシストであるということを理解しておきましょう。
モーターのアシストを使うと、余分なエネルギーが残ります。
ハイブリッドエンジンはその余分なエネルギーをも無駄にせず、エンジン内部で回収・再利用されるというのも大きな特徴と言えます。
3. ディーゼルエンジンはパワフルな運転の強い味方
そしてディーゼルエンジンの特徴としては、パワフルな運転をする際非常に強い味方になってくれるということです。
パワフルな運転を必要とする場面としては、主に坂道が挙げられます。
そのほかにも低速トルクで走るのを必要とする場面では爆発的なパワーを発揮してくれ流のが大きな特徴とも言えるでしょう。
またディーゼルエンジンは熱を生み出す効率がとても良いので、燃費性能は非常に高いものだと評価できます。
しかし一般的な乗用車のような高回転での加速は苦手なので、トラックやバス以外の車で用いられることは少ないです。
また先ほどにもお話ししましたが、点火プラグを必要とする車に対してディーゼル(軽油)を使ってしまうとエンジンが壊れてしまうので注意しましょう。
車を走らせる際に最も重要なのは、エンジンです。
しかしあなたは自分の愛車がどのようなエンジンの種類で、そのエンジンがどういったシステムや構造になっているか知っていましたか?
長い目で見て今の愛車を大切にするためにも、エンジンのシステムはきちんと理解しておきましょう!
コメント