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V8エンジンとV16エンジンの違いを徹底比較!【走りを追求したい方必見です】

車の故障と不具合

こんにちは、クルマガです。

 

いきなりですが、よく耳にする「V8エンジン」という言葉。

 

あなたは、これがどういうことなのか疑問に思ったことありますか?

 

今回は、そんな疑問を解消してくれるお話を持ってきました。

 

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V8とV16の「V」とは

 

V8とV16の「V」とは何でしょうか。

 

この「V」とは、シリンダーの位置が、直列ではなく左右にずらして「V字」についていることを現しています。

 

日本車でよく見るエンジンは、直列にシリンダーが並べられてるエンジンです。

 

直列なので、シリンダーの位置が、まっすぐに並べられています。

 

そして、直列は6気筒までは直列で作られたり、6気筒から「V字」になるように、左右にずらされたりしています。

 

では一体なぜ、左右にずらしてシリンダーを配置するのでしょうか。

 

理由は1つではないですが、大きい理由としては、直列にすると、エンジンが長くなってしまうので、エンジンをコンパクトにするために左右にずらして、「V字」にしているのです。

 

このように、V字にシリンダーを配置する事を、「V型」エンジンといい、後ろの数字というのは「シリンダーの数」を表しています。

 

シリンダーとは

 

エンジンを説明するうえで、シリンダーという名称が出てきます。

 

このシリンダーというのは、エンジンのピストンを収容する金属製の筒の事を言います。

 

1つ1つのシリンダーの中で、ガソリンと空気の混合気に火花を飛ばし、爆発させてピストンを動かしたりしています。

 

そしてエンジンの動力を作っているのです。

 

V8とV16の違いは?

 

V8エンジンとV16エンジンの違いはどこにあるのでしょうか。

 

それは、シリンダーが8個かシリンダーが16個なのかの違いです。

 

両方とも「V型」エンジンで、シリンダーを左右にずらして配置しています。

 

V8エンジンの場合は、左右4個ずつ、V16エンジンの場合は左右8個ずつシリンダーをずらして配置しています。

 

なので、V8エンジンと、V16エンジンの一番の違いは、シリンダーの数と言えます。

 

では、シリンダーの数が違うと何が変わってくるのでしょうか。

 

エンジンのパワー

 

エンジンのパワーでは、V8とV16を比べると、圧倒的にV16のほうがパワーがあります。

 

なぜなら、シリンダーの数が倍違うからです。

 

シリンダーの数が多いという事は、それだけ多くの動力を作ることが出来るということになります。

 

なので、V16エンジンのほうがパワーが大きいということですね。

 

エンジンの音

 

もうひとつは、エンジンの音が変わるということです。

 

実際にこれはマフラーで消音されているので、あまり気づくことはありません。

 

しかしマフラーを交換し、音を協調させるマフラーにするとより変化がわかります。

 

V8エンジンは、重低音が響くエンジンです。

 

それに比べてV16エンジンは、より高音が響くエンジンになります。

 

F1をイメージしてもらうとわかりやすいかもしれません。

 

V16エンジンは、まるでF1で走っている車のような音を作ることが出来ます。

 

しかし実際に、V16エンジンを搭載している一般車両はマフラーでエンジン音を消しているため、音よりもパワーを楽しむことができます。

 

V8のメリット

 

V8エンジンも大排気量エンジンで、とても優れたエンジンです。

 

V16エンジンと比べると、性能が劣っているように見えがちですが、直列エンジンと比べると、性能の良さが際立ってみえます。

 

エンジン音が静か

 

V8エンジンの1つ目のメリットは、「エンジン音が静か」という点です。

 

シリンダーの数が増えると、エンジンから発生する音は、低音よりも、高音が発生するようになります。

 

エンジンから発生した音は、マフラーの消音材にて、消されていきます。

 

音は低音よりも、高音のほうが消しやすい事から、エンジンで発生した高音が、マフラーの消音材で消されるためエンジン音が静かになります。

 

ですので、直列エンジンや、V6エンジンと比べると、V8エンジンのほうが静粛性能に優れています。

 

乗り心地が良い

 

V8エンジンの2つ目のメリットは、乗り心地がいいことです。

 

シリンダーの数が増えることで、エンジンの振動を抑えることができます。

 

直列エンジンなどの振動が大きい車は、エンジンマウントというゴム製のブッシュがエンジンの振動を抑制してくれて、車内にエンジンの振動を伝わりにくくしています。

 

V8エンジンでも同じ仕組みで、車内にエンジンの振動を伝わりにくくしていますが、さらにエンジンの振動そのものが、直列エンジンと比べると少ないのです。

 

なので直列エンジンと比べると、V8エンジンのほうが乗り心地が良いと言えます。

 

パワーがある

 

V8エンジンの3つ目のメリットは、パワーがあることです。

 

直列エンジンは「3つ」もしくは「4つ」、「6つ」のシリンダーがついています。
このシリンダー数が増えるほうが、動力を大きく作ることが出来ます。

 

なので、直列エンジンの6つのシリンダーや、V6エンジンよりも、V8エンジンのほうが、シリンダーの数が多いことから、エンジンのパワーがあると言えます。

 

V16のメリット

 

V16エンジンは、国産車には、搭載されておりません。

 

というのもこれは、アメリカのキャデラックなどの大きい車を取り扱うメーカーから出ています。

 

なのでメリットとしては、規格外のパワーを体感することが出来ます。

 

大きさや、パワーが規格外となりますので、国産車と違った車の楽しみ方が出来るということですね。

 

V8・V16のデメリット

 

V8エンジンやV16エンジンには、メリットもあれば、当然デメリットも出てきます。

 

V8エンジンとV16エンジンには同様のデメリットがあります。

 

エンジン構成部品が多い

 

1つ目のデメリットは、エンジン構成部品が多いことです。

 

なぜ、エンジン構成部品が多い事がデメリットなるのでしょうか。

 

それは、エンジン構成部品が多いと、何か故障が起きたときに交換しなければならない部品が多くなります。

 

その為、修理費用が高くつくのです。

 

なので構成部品が多い事は、デメリットとなります。

 

エンジン重量が重い

 

2つ目のデメリットは、エンジン重量が重いことです。

 

これはエンジン重量が重いと車両重量が重くなり、維持費が上がることに繋がります。

 

具体的には、税金面や燃費の低下が維持費として上がる点となります。

 

なのでエンジン重量が重くなるという事は、燃費の悪化や税金の増加から、維持費というコストが上がるのでデメリットとなります。

 

V8エンジンの代表的な車種

 

V8エンジンのメリットやデメリットなどを解説してきました。

 

では、V8エンジンの代表的な車種は何があるでしょうか。

 

・トヨタ センチュリー(現行)

 

・レクサス ISF (初代)

 

・日産 フーガ(初代)

 

・ベンツ 500E (W124型)

 

まだまだありますが、代表的な車種ではこの4車種となります。

 

2022年に入り、V8エンジンの車はさらに少なくなってきています。

 

V16エンジンの代表的な車種

 

V16エンジンの搭載車は下記の通りです。

 

・キャデラック シリーズ452A

 

・キャデラック フリートウッド

 

・チゼータ V16T

 

これらは、大排気量のため規格外のパワーを楽しむことが出来る車両です。

 

まとめ

 

今回は、V型エンジンのV8エンジンとV16エンジンの違いや、メリットとデメリットを紹介しました。

 

それぞれエンジンの特徴があり、何が違うのかがわかったかと思います。

 

どちらにも言えることは、大排気量のためエンジンのパワーが大きいという事です。

 

あなたが今車を買おうと悩んでいるのであれば、是非今回紹介した内容を参考にしてくださいね。

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