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レシプロエンジンとロータリーエンジンの構造の違いを解説!メリットとデメリットは?

こんにちは、クルマガです。

今回は、エンジンの中でも特徴的な種類の“レシプロエンジン”と“ロータリーエンジン”についてお話ししていきます。

前回は車の心臓とも言えるエンジンの種類とそれぞれの特徴についてお話ししましたが、レシプロエンジンとロータリーエンジンはガソリンエンジンに搭載されているメカニズムです。

一体、それぞれのエンジンメカニズムがどのような役割を果たしているのでしょうか。

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レシプロエンジンの特徴と役割

まずは、レシプロエンジンの特徴と役割についてお話ししていきます。

レシプロエンジンは、熱エネルギーをピストンのようなもので起こし、そのエネルギーをクランクシャフトの回転運動に送って駆動させるエンジンメカニズム担っているのが大きな特徴です。

とはいうものの、一度で理解するのは難しいものです^^;

もう少し掘り下げて解説すると、エンジン内にはシリンダーというものが存在しています。

そしてこのシリンダー内の爆発によって、熱エネルギーを発揮させるのです。

熱エネルギーはそのまま車の動力エネルギーに変わるので、爆発的な熱エネルギーを生み出すことでより高出力な性能を発揮させることができるようになります。

レシプロエンジンはその熱エネルギーを、ピストンの上下運動によって生み出すということですね。

そしてピストンの上下運動によって発生した熱エネルギーを、次に運動エネルギーに変換していきます。

その方法には、クランクシャフトが必要不可欠になります。

クランクシャフトはエンジン内部の回転運動をパワーに変える軸になる部分で、これがなければパワーの高い回転運動を発生させることができません。

そしてこの熱エネルギーをクランクシャフトに送ることで、熱エネルギーが回転運動による動力エネルギーに変換されるということですね。

そう考えると、ピストン部分もしくはクランクシャフトのどちらかが故障するだけで、思うように走れなくなってしまうということがわかります…。

ロータリーエンジンの特徴と役割

では次に、ロータリーエンジンの特徴と役割について解説していきます。

ロータリーエンジンは僕の愛車であるRX-8に搭載されているエンジンメカニズムですね。

すでに僕のブログをご存知であれば、「これってもしかして?」なんて思った人もいるかもしれません。

ロータリーエンジンは、ざっくり言うと今紹介したレシプロエンジンのようなピストン運動によって熱エネルギーを発生させるシステムではないエンジンメカニズムであるのが特徴です。

まるで、おにぎりのような形をしたエンジンだと言うとイメージしやすいのではないでしょうか。

ロータリーエンジンでは、このおにぎり型のエンジンを回転させてパワーを発揮させます。

パッと見た感じだと“こんな形をしたエンジンがどうやってうまくパワーを生み出しているのか”が気になるものです。

実はロータリーエンジンはレシプロエンジンと違い、吸気から圧縮、そして燃焼から排気まで全てこのおにぎり型のエンジン1つで完結させてしまうというのです。

それが、ロータリーエンジンが“効率良いエンジンメカニズム”だと言われることに繋がっているのですね。

 

レシプロエンジンとロータリーエンジンではそもそも名前が違うことはわかりますが、具体的にどんな違いがあるのか気になるものです。

ざっくりこれら2つのエンジンの違いをまとめると、レシプロエンジンはエンジン内部のピストンによってパワーを発揮させます。

それに対して、ロータリーエンジンはエンジン内部のローターを使ってパワーを発揮させるということですね。

ロータリーエンジンのメリット

ロータリーエンジンのメリットは、以下の3つです。

  1. パワーロスが少ない
  2. エンジンによる振動や騒音が少ない
  3. 軽量化されている

 

ロータリーエンジンはローターの回転を軸にしてエンジンを駆動させます。

これは1つのおにぎり型をしたエンジン内部で行われるので、エンジン内部で得られたパワーをできるだけ逃さないようにできるのです。

このパワーロスが、ハイパワーな走りを実現させているということがわかりますね。

う〜む。

僕の愛車は、されど日に日にパワーがなくなっていってる気がするんだけどなぁ。(笑)

しかし、エンジンによる振動や騒音に関しては納得できます!

僕の乗っているRX-8はエンジンマウントが劣化しているからかアイドリング時の振動もありますが、日常的にエンジン内部からの振動や騒音を感じることはありません。

ただ窓を開けて耳を澄ましてみると、エンジン内部のローターが回転しているような音は聞こえますけどね^^;

軽量化に関しては、レシプロエンジンとロータリーエンジンの内部構造を大きく分ける特徴とも言えるでしょう。

レシプロエンジンは、吸気から圧縮、そして燃焼から排気までの工程を内部のピストンが2往復する間に行われます。

しかし、ロータリーエンジンはなんとそれを1つのエンジン内部で行っちゃうのです。

そう考えると、効率的なエンジンである理由もわかってきますよね。

毎度毎度、効率良く走ってくれてありがとうね。^^

が、しかーし!

メリットがあればデメリットはつきもの。

ロータリーエンジンのデメリット

ロータリーエンジンのデメリットとしては、低燃費であることと満足のいく低速トルクではないということが挙げられます。

低燃費であることは、僕も日に日に実感しています。

なんせ、今では街乗りでリッター3,4kmほどですからね。^^;

満足のいく低速トルクではないことについては正直僕も実感が湧きませんが、これはおそらくエンジン内部での圧縮比が低いからかもしれません。

圧縮比の低さは、エンジン内部にある圧縮室の形からもきているとのこと。

つまり、低速での走りには期待しないほうが良いということですね。

まとめ

レシプロエンジンとロータリーエンジンには、それぞれメリットとデメリットがあります。

実際にあなたが自動車を選ぶ際にエンジンの構造で選ぶのであれば、是非今回のお話を参考にしてくださいね。

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