こんにちは、クルマガです。
突然ですが、あなたはこれまでにハンドルで不具合を感じたことはありませんか?
ハンドルは車を動かす際にとても重要となるものです。
もしもハンドルが回らないなんてことになると、大事故に繋がりかねません。
実はハンドルでの事故の原因として、ステアリングが傾いているということも1つの要因として挙げられるのです。
今回は、ステアリングが傾く原因を徹底解説し、今後車での事故を引き起こさないための対策法について紹介します。
目次
走っていると自然にステアリングは傾いていきます
これ、よくあることですよね。
実際に道路を走っているとき、道路の状況や傾斜によって自然にステアリングが傾いてしまうのは僕もよく経験します。
しかし今回お話ししたいのは、そういうことではありません。
実は、ステアリングが徐々に傾いていく原因には普段の走行が大きく関わっていたのです。
ステアリングが傾く原因は4つです
結論からお話しすると、ステアリングが傾く原因は4つです。
普段の走行が大きく関わるステアリングの傾きですが、具体的にどういったことが原因として挙げられるのでしょうか。
①空気圧のバランスが悪い
ステアリングが傾いているなと感じたら、タイヤの空気圧を見てもらいましょう。
というのも実は、空気圧のバランスが悪いということがステアリングが傾く原因につながるからです。
意外と忘れがちなのが、タイヤの空気圧です。車のタイヤは自転車のタイヤと同様、定期的に空気圧を確認しなければいけません。
もしもタイヤの空気圧を確認していないまま走行してしまうと、気づかないうちにタイヤの空気が減っていきます。
そうすると、燃費の悪化はもちろんパンクや車の故障にもつながります。
そして4つのタイヤの空気圧がそれぞれ違うというのも、良くありません。上記の要因になるだけでなく、ステアリングが傾く大きな原因につながりかねないからです。
まずは、あなたの車の空気圧はきちんとバランス良く入っているかを確認しましょう。
②タイヤのインチアップによるもの
タイヤのインチアップというのは、タイヤのサイズを上げるということです。例としては、14インチのタイヤを15インチにサイズアップするというイメージでしょうか。
ステアリングというのは直接タイヤを動かすものなので、タイヤのインチサイズを変えてしまうと当然ステアリングにも影響を及ぼしてしまいます。
これはインチアップすることによって起こるタイヤのたわみが原因と考えられます。
インチアップと言われると、正直タイヤの外径には変わりはないのではないかと思った人もいるかもしれません。
しかし本当に微々たる差なのですが、インチアップをするとタイヤの外径の大きさも変わります。
こうしたインチアップによるタイヤの大きさの変化が、ステアリングを傾けてしまう原因につながるということです。
③アライメントのずれ
3つ目は、アライメントのずれです。アライメントのずれは、車の足回りの交換をした際に起こりやすい要素となっています。
自分の車をカスタムするのが好きな人は、足回りのカスタムも行う人が多いです。
こうした足回りの交換が、アライメントのずれを引き起こすのです。
「じゃあ足回りを交換していないのにステアリングが傾くのはなんで?」と思った人もいるのではないでしょうか。
実は、アライメントのずれは普段の走行で縁石にホイールをぶつけたり、大きい段差を乗り上げたときにも引き起こされやすいのです。
車をカスタムしていないのにステアリングが傾いている人は、おそらく走行中にステアリングに負担をかけてしまっていることが原因として考えられます。
④ステアリング交換によるもの
4つ目は、ステアリング交換によるものです。
ステアリング交換とはその名の通り、ハンドルを交換することです。
きちんとセンターを出してステアリングを交換すれば傾かないのですが、もしもセンターを出さずにステアリング交換をしてしまうと傾く原因につながってしまいます。
あなたの好みに合わせたハンドルを使いたいという人は、純正のステアリングを交換したいと思う人も多いはずです。
しかしステアリングを交換する際は、きちんとセンターを出してから行うようにしましょう。
事故を起こす前に知っておきたいステアリング関連のメンテナンス
ステアリングの傾きをそのままにしていると、それが原因で事故を起こしてしまうこともあります。
ここでは、ステアリングの不具合による事故を引き起こす前に知っておきたいメンテナンスについてお話しします。
タイロッドの長さを調整しよう
事故を起こす前に知っておきたいステアリング関連のメンテナンスとして挙げられるのは、タイロッドの長さを調整するということです。
タイロッドはステアリングを操作した際、ホイールに反映させる棒のようなパーツです。これは、長さを調整できるというのが大きな特徴となっています。
タイロッドの長さを調整する際ですが、タイロッドは通常ナットによって固定されているので、まずはこの固定ナットを緩める必要があります。
ナットを緩めたら、長さを調整して再度固定します。長さを調整する際は、タイロッドを回転させてゆっくりと調整しましょう。
タイロッドの長さを調整する前にやっておきたいこと
しかしタイロッドの長さを調整するといっても、調整したところでタイロッドとナットの長さが不均衡になってしまっては意味がありません。
そこでタイロッドの長さを調整する前にやっておきたいこととして、メンテナンス前にナットとタイロッドに目印を入れるということです。
これをしておけば、いざというときに微調整ができますし、ナットとタイロッドがどれくらいの長さだったかを記録することもできます。
なのでタイロッドの長さを調整する前に、まずは調整する時点でのナットとタイロッドの長さを目印しておきましょう。
まとめ
ステアリングの傾きは、タイヤの空気圧の不均衡や普段の走行が主な原因であるということがわかりました。
気づかないうちにセンターからずれてしまっていて、それが事故につながるなんてことも少なくありません。
一度、あなたの車のステアリングを確認してみましょう。
事故を起こさないよう、まずは空気圧の確認から万全の対策を取ってくださいね。
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