こんにちは、クルマガです。
「車を購入したいけど、できるだけ維持費などにかかる出費を節約したい」
今回は、こういった悩みを解決します。
多くの場合、車を自動車ローンで購入するケースがほとんどですが、正直ローンの返済から自動車税など、自動車ローンを組むとたくさんの出費が浮き彫りになってしまいます。
そこであなたにおすすめしたいのは、カーリースです。
結論からお話しすると、車の維持費を抑えるならカーリースを利用するのがおすすめです。
実際にカーリースと自動車ローンを比較して、どちらの方が維持費を安く抑えて節約できるのかについて解説しますね。
こんな悩みを解決します!
自動車ローンとカーリースってどっちが節約できるの?
カーリースで維持費が安くなる理由が知りたい!
カーリースに契約するメリットとデメリットが気になる
目次
カーリースと自動車ローンの維持費を比較
車の維持費を抑えたい人向けに近年注目されているのが、カーリースです。
カーリースは、あなたが乗りたい車をカーリース会社が代行して車を購入する代わりに、リース契約を結ぶことで月々リース料金を支払う仕組みとなっています。
契約するサービスによっては、リース契約の支払いが満了した際に車をあなたのモノにできるところもあるのが魅力です。
対して自動車ローンは、車を購入する目的で毎月定額で料金を支払うことで、支払いが完了した時点で車があなたのモノになる仕組みです。
どこかしら似ているようなカーリースと自動車ローンですが、実際のところは維持費の面で大きく変わってきます。
ここでは、以下の条件からカーリースと自動車ローンそれぞれの維持費を比較していきます。
- 車はトヨタのアクアで計算
- ローンで購入した場合は金利8.8%、7年ローンと7年分の税金など車の維持費
- カーリースの場合は「カーコンカーリースのもろこみ(7年契約)」で計算
自動車ローン | カーリース |
車両本体価格:1,818.300円 | 月額料金:34,870円 |
金利総額:664,783円 | |
登録諸費用:120,000円 | |
自動車税(7年分):183,000円 | |
自動車重量税:(7年分):49,200円 | |
自賠責保険料(61ヶ月分):44,420円 | |
車検基本料(2回分):30,800円 | |
総額:2,910,503円 | 総額:2,929.080円(84ヶ月分) |
表から比較すると、自動車ローンでの購入の方が18,597円安い結果となりました。
しかし金利がローン会社によって変動があることや、カーリース会社によって金額も違うため、ぶっちゃけそこまで差はないでしょう。
7年間乗って約18,000円の差なので、年間あたり2500円ほどの差額になります。
とはいえ長期的にみて車の維持費を節約するのであれば、あらゆる費用コミコミで毎月一定額の支払いができるカーリースの方がおすすめです。
節約に向いているのはカーリース
車の維持費という観点でカーリースの方が節約に向いている理由としては、あらゆる諸費用がコミコミで定額だからです。
カーリースは月間の走行距離が決められていたり、車をカスタムできないという点が無視できないですが、車検や自動車税の支払いなどがすべてカーリースのプランに含まれています。
なのでリース契約中における車の維持費は、ガソリン代と月額の利用料金のみで、毎月一定の金額で車に乗ることができるのです。
また、手続きや支払いもすべてカーリース会社が行ってくれるので、あなた自身何もしなくて良いのも大きな魅力です。
契約するうえでいくつか制限される点はありますが、カーリースを契約すれば維持費における出費の変動を大幅に抑えることが可能です。
なので、カーリースは節約したい人にぴったりのサービスだと言えるのです。
リース料金以外の費用
自動車税や車検など、あらゆる諸費用が料金プランに含まれているカーリースですが、実際に契約する際に理解しておかなければいけないことがあります。
それは、カーリースのプラン料金以外にかかる費用です。
まず、基本的にガソリン代はリース料金に含まれせん。
しかし、カーリース会社によってはリース契約をした人はガソリン代を値引きしてくれるところもあるので、ガソリン代を節約できる可能性があります。
そのほかにも、カーリースでは車税や車検・自賠責保険はプランに含まれていることがほとんどですが、任意保険はプランに入っていないことが多いです。
なので任意保険に加入する際は、あなた自身で手続きをしなければいけません。
とはいえ、カーリース会社に相談をすれば任意保険の相談もできるので、こだわりがなければカーリース会社にお任せしてしまうのも良いでしょう。
記事
新車カーリースのメリット・デメリット
新車カーリースのメリットとデメリットは、次の通りです。
新車カーリースのメリット
- 最新の機能がついている車に乗れる
- 保証が整っている
- 選択の幅が広い
新車カーリースのデメリット
- 月々の費用が高い
- 車種によって納車まで時間がかかる
- 乗れない車もある
新車カーリースのメリット
- 最新の機能がついている車に乗れる
新車カーリースにとって最大のメリットといっても過言ではないのが、最新の機能がついた車に乗れることでしょう。
カーリースでは、発売したての車も購入可能です。
さらに安全性能も車が新しくなるにつれて向上しているので、安全性の高い車に乗りたい人にもおすすめです。
- 保証が整っている
新車には一般保証(購入から3年間または走行距離6万キロまで)の保証と特別保証(購入から5年間または10万キロまで)の保証が付いてるため、保証期間内であれば無償で修理を受けることができます。
車に乗っていると、どうしても予測できないトラブルが起こりがちです。
しかし保証がついていると、万が一のトラブルがあっても心配ありませんね。
- 選択の幅が広い
ほとんどのカーリースでは国産メーカーの全車種を購入することができ、あなたが選んだモデルやグレードをリース会社がディーラーに注文してくれます。
なので、もしあなたが車種のグレードなどにこだわりがあるなら、新車カーリースがおすすめです。
新車カーリースのデメリット
- 月々の費用が高い
新車の費用は、中古車に比べるとどうしても高くなってしまいます。
なので、月々の支払う費用に重点を置いているなら、中古車の方がおすすめです。
- 車種によって納車まで時間がかかる
納車の期間は、一般の購入と同じく2〜3ヶ月かかります。
また、人気車種だと半年間待つこともあるので、すぐに車が必要なら中古車カーリースがおすすめです。
- 乗れない車もある
生産が終了している車種は、残念ながら購入することができません。
そのため、昔の車が欲しい方は中古車カーリースをおすすめします。
中古車カーリースのメリット・デメリット
中古車カーリースのメリットとデメリットは、次の通りです。
中古車カーリースのメリット
- 月々の費用を抑えられる
- 納車までの期間が短い
- 契約期間を短く設定できる
中古車カーリースのデメリット
- 選べる車種が少ない
- 長期契約ができない
中古車カーリースのメリット
- 月々の費用を抑えられる
中古車の車両本体価格は新車よりも安いため、車税や車検費用が変わらなくても車両本体価格で値段を下げられます。
そのため、結果として月々の支払いを抑えることができるのです。
毎月の支払い額をできるだけ抑えて節約したいなら、中古車カーリースの方がおすすめです。
- 納車までの期間が短い
新車のカーリースは早くても2~3ヶ月はかかりますが、中古車の場合だと最短で2週間程度で納車が可能です。
なぜここまで差が出るのかというと、新車は購入が決まってからの受注生産であるのに対して、中古車の場合は常に在庫があるような状態だからです。
そのため、納車までの期間が早くなるということです。
- 契約期間を短く設定できる
新車のカーリースは最短でも1年~というところがほとんどですが、中古車カーリースの場合は1~3ヶ月といった短い期間に設定できます。
なので、短期間だけリース契約したい人には、中古車カーリースの方が向いています。
とにかく足として車を一時的に使いたいなら、中古車カーリースを利用すると良いでしょう。
中古車カーリースのデメリット
- 選べる車種が少ない
新車のカーリースでは注文を受けてから車を生産する受注生産なので時間はかかりますが、国産のメーカーであればほとんどの車に乗ることができます。
しかし中古車カーリースは、リース会社が持っている車の中から選択しなければならないので、必然的に車の選べる幅が小さくなっています。
なので、あなたが乗りたいと思っていた車種が在庫にない可能性があるのです。
とはいえ、乗りたいと思っていた車種が絶対にないというわけではないため、こればかりは運でもあります…。
- 長期契約ができない
中古車カーリースは他の人が以前に使用していた車であることから、車が少なからず消耗した状態となっています。
そのため、安全性の面から7年や10年といった長期の契約ができません。
もしカーリースで長期間車を保有したいのであれば、新車のカーリースをおすすめします。
節約するならサービスで選ぼう!おすすめのカーリース3社
最近では多くのカーリース会社が展開されていますが、正直なところを言うと、契約するなら大手カーリースがおすすめです。
その理由は、大手カーリース会社なら故障などのあらゆるトラブルにも柔軟に対応してくれるからです。
ここでは、節約するのにおすすめのカーリース会社を3社紹介します。
ぜひ、あなたのカーリース選びの参考にしてくださいね。
ニコノリ
長年車に乗っているとどうしてもメンテナンスは必要になってくるので、メンテナンス代が少しでも安いのはかなりプラスではないでしょうか。
契約期間は5年間と、最後に車がもらえる7年間のリースとなっています。
相談をすれば3年や7年といった期間にも設定が可能です。
ニコノリには2つのパックがあり、クルマガではそれぞれのパックの落とし穴と魅力を解説した記事も紹介しています。
合わせて参考にしてみてくださいね。
KINTO
KINTOは、トヨタが運営している、トヨタ・レクサスに特化したリース会社です。
一般のカーリース契約ではあなた自身で任意保険に入ることがほとんどですが、KINTOでは任意保険やメンテナンス料金もコミコミで月額料金の中に含まれているので、実質月額料金とガソリン代だけで車を所有できます。
月額料金はあなたが乗る車種によって異なりますが、トヨタの新車に乗りたい人にはとてもおすすめです。
KINTOについては、下記の記事も参考にしてみるのも良いでしょう。
定額カルモくん
カルモくんは、実店舗を持っていない代わりに月々の料金が低く設定されています。
また、最長契約期間が11年のためかなり月々の料金を抑えられます。
何より定額カルモくんは、契約満了時に追加請求がないクローズエンド方式を採用しているのも人気の一つです。
定額カルモくんをほかのカーリースと比較した記事もあるので、ぜひ参考にしてください。
まとめ
カーリースと自動車ローンとでは、契約する内容次第ではありますが、長期的にみて維持費を節約できるのはカーリースであることがわかりました。
しかしカーリースにもメリットとデメリットがあるため、リース契約をkきちんと理解したうえで検討をするのがおすすめです。
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