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【クラウン】 新型と旧型の特徴を比較!燃費の違いは?【SUVについても紹介】

中古車探し

こんにちは、クルマガです。

 

突然ですが、あなたは国産の高級車と言われるとどんな車を思い浮かべますか?

 

今ではレクサスやアルファード、クラウンなど国産車でも多くの高級車が展開されています。

 

今回は、そんな中でも幅広い世代の人にも人気のクラウンについてお話します。

 

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歴史あるクラウン

 

現在の15代目クラウンは、2018年にフルモデルチェンジした姿で6年ぶりに発表になりました。

 

「変革」をアピールし、魅力満載となったクラウンは現在までに長い歴史があります。

 

1955年初代発売から60年余り、高級乗用車として、先端を走り続けている「トヨタ クラウン」。

 

伝統を重んじている保守的なイメージが強いですが、実は新型発表の際には「世界初」「日本初」と常に挑戦し続けている革新的な車です。

 

2代目では日本初の8気筒エンジンを搭載、3代目では2ドアハードトップを発表、そして7代目のキャッチコピー「いつかはクラウン」は車のキャッチコピーで史上最も有名です。

 

14代目のクラウンには直列4気筒を採用。

 

近年増えてきた女性社長をターゲットにした限定台数のピンクと水色のボディカラーを設定するなど、常にトレンドを見据えて車の開発に反映していることがわかります。

 

新型クラウンの戦略

 

15代目クラウンのキャッチコピーは「満たされて、新しいクラウン、いつかはクラウンに、その思い、今こそ…」と、深いメッセージが込められています。

 

開発チーフエンジニアの秋山氏は「クラウンを15代将軍で終わりにしたくなかった」と、インタビューで答えていて、常に危機感をもっていたことがわかります。

 

“ラストクラウンにならないように”という使命感で15代目のクラウンの誕生に臨んでいたのでしょう。

 

実際にレクサス登場後、クラウンの位置づけは揺れていたようです。

 

高級セダンであり、ロングセラー車の宿命からクラウンオーナーの平均年齢は少しずつ上昇し、今では65歳になっています。

 

そこで次なる15代クラウンの新たな策として、若者ユーザーの発掘となったのでした。

 

ところが、今や若者の富裕層はアルファードといった高級ミニバンを好む傾向にあるため、大きなアピールポイントが必要になりました。

 

それが「走りの楽しさ」です。

 

クラウンは走りを徹底的に追求

以下 (新型:15代クラウン 先代:14代クラウン)

 

新型は国内専用車にもかかわらず、ドイツのニュルブルクリンクのテスト走行を重ね、シャシーの開発を行いました。

 

これは、高い走行安定性や信頼できるハンドリングの正確性を獲得するためです。

 

ユーザーが購入時に候補にする可能性の、BMWやメルセデスベンツ、アウディを競合視した車づくりをすすめ、スポーティーなセダンの魅力を押し出す戦略にありました。

 

では、新型クラウンは先代モデルと比べてどのように変身したのでしょう。

 

変身した新型クラウン

 

3グレードを廃止しました

 

先代までにあった「ロイヤル」「アスリート」「マジェスタ」を廃止。

 

新たに「B」をベースに、「B」「S」「G」「RS」のグレードで構成されています。

 

「アスリート」に適合する新型のグレードは「RS」、「ロイヤル」には「B」、「G」、「S」が、「マジェスタ」には「G-Executive他」という設定になっています。

 

トヨタ初のコネクティッドカー

 

新型は全車に標準で車載通信機DCMを搭載した、コネクティッドカーとして開発されました。

 

24時間、365日、遠隔で車の状態をチェックしてもらえるサービスで、走行アドバイスや車両診断をしてもらえます。

 

万が一事故にあった場合、オペレーターを通じて消防や警察へ連絡できるシステムはユーザーにとっては心強いポイントです。

 

新型がトヨタ初のコネクティッドカーとしてアピールされました。

 

スポーティーに内外を改良

 

若者ユーザーにターゲットを広げ、スポーティー路線に一本化しました。

 

ホイールベースを先代より70mm延長したため、低重心の安定化、4本出しマフラー、リヤスポイラー、専用の18インチホイールからもスポーティー感が強化されているのがわかります。

 

外観は先代の3BOXタイプ(車をエンジンルーム、居住空間、トランクルームと3つの空間で構成された伝統的なセダンスタイル)から、ロングキャビンのファストバックフォルム(長いエンジンルーム、広い居住空間、ルーフからトランクにかけてなだらかに傾斜したデザイン)を採用し、クーペのような、しなやかなラインを強調しました。

 

また、品質の向上と次世代型に更新されたトヨタセーフティセンスにより、安全性の大幅向上も実現しています。

 

そのため、運転支援装備も昼夜、対物、対人や自転車など、あらゆる状況への対応が可能になりました。

 

プラットフォームを一新しました

 

12代目より15年間使われていたものから「TNGA(Toyota New Global Architecture)」 に基づいて後輪駆動用のプラットフォームを一新しました。

 

これはレクサスにも使用されているものになります。

 

新型クラウンが先代から引き継いだものは?

 

いくつもの改良を重ねて誕生した新型ですが、全長は先代より+15mmにとどめ、全幅は1800mmと同サイズ。

 

燃費も大きな差がありません。

 

価格は旧型が381万円~699万円の幅で販売され、新型が460万6200円~718万7400円と、少し割高ではありますが、開発費や時代の価格ベースで考えると納得できるものかもしれません。



まとめ

 

新型クラウンに対しては「高級セダンというよりもスポーツカーのようになった」、「走りに特化したため、優しい乗り心地が失われた」など、辛口な意見も多いです。

 

しかし長く続いている車だからこそ、常に新しいことにチャレンジする姿勢が必要なのかもしれません。

 

「良いところを継承」、「見直すところは改善」を繰り返し、トレンドやニーズにあった車を作り上げていく。

 

そんな「柔軟なアイデア」でこれからもクラウンを誕生させてほしいと感じます。

 

2022年5月には、新しい16代目のクラウンの発表が予定されています。

 

廃止された上級モデルの「マジェスタ」が復活、車高がアップした全車4WDクロスオーバースタイルになるかもしれないと予想されています。

https://carmagazine.life/【緊急】【クラウンsuv】新型クラウンの情報を解/

今後クラウンが、どんな挑戦を見せてくれるのか楽しみです。

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